神戸女学院大学オープンキャンパス

2009年08月07日 | 神戸、兵庫
8月2日(日) 曇りのち晴れ。

神戸女学院大学のオープンキャンパスに参加してきました。
http://www.kobe-c.ac.jp/index.php

「OSAKA旅∞(おおさかたびめがね)」でお世話になったのりみさんが
ブログ「のりみ通信」でオープンキャンパスについて書かれていたので見に行くことにしました。
http://norimi.blog45.fc2.com/

神戸女学院大学はウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した建物として知られていて、
知人からは講堂が本当に素晴らしく一見の価値があると聞いてましたので、
機会があれば是非見に行きたいなとかねがね思っていたのです。
受験に何の関係もない僕なんかが行って怪しまれないかなと思ってたんですが、
受付で「見学させてください」と声をかけると快く受け入れてくれました。

オープンキャンパスの受付でもらったキャンパスマップによると、
神戸女学院大学は岡田山大地に、ヴォーリズ設計による南地中海様式の校舎を中心にして、
まるでひとつの街のように広がっているとのこと。

正門から最初の校舎まで遠いこと!
最初の校舎は音楽学部1号館。



キャンパスマップによるとヴォーリズ設計の建物だそうです。
1933年(昭和8年)に建設したとのこと。



音楽部2号館の屋根には風見のオブジェ「笛を吹く少年」があります。



神戸女学院大学はウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表的な作品。
五月にNHKで放送された「新日曜美術館」の特集「建物の品格 建築家ヴォーリズの“愛される洋館”」では、
神戸女学院の図書館本館が日本で最も美しい図書館と紹介されていました。
今月また再放送があるようですね。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/index.html

中庭から見た図書館本館。



汐留ミュージアムの「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展」でもここの写真が使われてました。
読書に疲れた目を休ますために天井のしっくいにはアラベスク模様の花が描かれています。



エントランスにはスクエアピアノが展示されています。
1990年、音楽館にあったこの古いピアノをスタインウェイ社の代理店松尾楽器が調査。
1860年に製造されたスタインウェイ社のスクエアピアノだと判明したそうです。
その後、1年以上の歳月をかけて、1992年に復元されたとのこと。



1855年にスタインウェイ社のスクエアピアノはニューヨーク展覧会で金賞と特別賞を受賞し、
一躍スタインウェイ社の名前は世界に知られるようになりました。
その後、グランドピアノが主流となりスクエアピアノは1888年に製造中止となりました。
それ故スクエアピアノは世界でもほとんど残ってない「幻の19世紀のピアノ」と言われているそうです。
神戸女学院には音楽教師として赴任していたラザフォード宣教師によって1890年に寄付されたとのこと。

図書館本館から文学館へ行きました。
中庭側から見た文学館。



クローバーを象った手摺の柵。
神戸女学院の校章はクローバーをモチーフにしています。



文学館から講堂へ。
ヴォーリズ設計の建物でいつかは見に行きたいと思っていたのがこの神戸女学院の講堂でした。
今回のオープンキャンパスに参加した最大の理由がここでした。

太陽が後光のように差し込んできました。



神戸女学院が目指すキリスト教主義に基づいた人格教育のスローガン「愛神愛隣」の文字が見えます。



アーチ型の天井が特徴の舞台付き講堂。
800人以上が収容できて礼拝や式典が行われるそうです。



ソール・チャペル。
ソール・チャペルは総務館の中にありますが、総務館は講堂とソール・チャペルの複合施設のようです。



自然光が窓から入り込んでるんですが、特殊ガラスのせいなんでしょうか色が違います。
思わず溜息が漏れるような柔らかな光。



オープンキャンパスは午後4時まで。
時間がなかったのでヴォーリズ設計の建物を駆け足で見学しました。
理学館です。



2時間ぐらいの滞在だったでしょうか。それでもヴォーリズ設計の建物は大体見学できたと思います。

mixiでフォトブックを公開しております。
ブログに掲載できなかった写真がありますのでアカウントのある方は是非ご覧になってください。

・mixiフォトブック
http://mixi.jp/view_album.pl?id=35616841&owner_id=366818
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Motoharu Radio Show Selection

2009年08月05日 | Motoharu Radio Show
暑中お見舞い申し上げます。
近畿地方も月曜日にようやく梅雨明けしました。
今年はエルニーニョ現象の影響もあって冷夏になるという話ですが、
そうだとすると野菜や米の生育が心配になりますよね。

さて、今週から来週にかけてNHK-FMで、
「Motoharu Radio Show」の再放送があります。
いつもの時間より遅く真夜中午前0時からのオンエア。

■「Motoharu Radio Show Selection」
8/3(月)深夜24:00-25:00 →(5/19放送分)
8/4(火)深夜24:00-25:00 →(5/12放送分)
8/5(水)深夜24:00-25:00 →(4/14放送分)
8/6(木)深夜24:00-25:00 →(4/21放送分)
8/7(金)深夜24:00-25:00 →(3/31放送分)
8/11(火)朝10:00-11:00 →(4/21放送分)

当ブログでもプレイリストをアップしています。
左カラムの「Motoharu Radio Show」をクリックしていただければ一覧が出てきます。
よろしくお願いします。

・letter from home(Motoharu Radio Show)
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/c/5f8d3945d8f56eda99021ed08f38e961

今月の「Motoharu Radio Show」は8月18日(火)の1回きり。
リスナーからのリクエストによるサマー・ソングス特集だそうです。
僕もうんうん考えて昨夜リクエストしてみました。
採用されたらうれしいです。

・Motoharu Radio Show
http://www.moto.co.jp/MRS/

リクエスト曲を考えているとき参考にしたのがiTunesのプレイリスト。
僕は現在iPod nanoの8GBを使ってるのでiTunesに入ってる曲全部は聴けないんです。
だから毎月プレイリストを作成しています。
そのプレイリストを聴いたんです。
一体、昨年の夏、僕はどんな曲を聴いていたのか?
そのプレイリストにあった1曲を暑中見舞いとしてアップしますね。

●Beck / Soul of a Man



でもリクエストしたのはこの曲ではないのです(笑)。

NHKといえば今週末に「佐野元春のザ・ソングライターズ」がありますね。
今週、来週は松本隆さん。その次のゲストはスガシカオだとか。

・佐野元春のザ・ソングライターズ
http://www.nhk.or.jp/songs/song-w/

教育テレビでは「YOU」の再放送をやってますね。
明日はYMOがゲストの回で明後日はRCサクセションがゲストの回。

・ETV50 リクエスト もう一度見たい教育テレビ
http://www.nhk.or.jp/etv50/index.html

楽しみです。
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神戸チキンジョージ

2009年08月04日 | 佐野元春

7月30日(木) 晴れのち曇り。

神戸チキンジョージで行われた2009年夏*全国ライブハウス・ツアー「COYOTE」を聴きに行きました。
http://www.chicken-george.co.jp/index.html

昨年の五月にリニューアル・オープンしたチキンジョージ。閉店前に来て以来だから四年八ヶ月ぶり。ちなみにそのときは堂島孝平 featuring 佐野元春「SKYDRIVERS HIGH 2005」。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/skydrivingtime_1.htm

新しいチキンジョージはワンルーム・マンションの地下となっていました。地下といっても天井は高く、アーチ型の装飾もあり、きれいな印象。スローガンを書いたステージ上のプレートもそのままに、反対側の後ろの壁には神戸出身のギタリスト、故大村憲司のキャンディ・アップルのストラトキャスターが飾られていました。

ただステージは低く、スタンディング向きではなかったですね。幸い僕は整理番号が四十番だったので、しもて側の隅、前から二列目に陣取ることができたましたが、ちょっとでも後ろになると、高桑圭の頭しか見えなかったんじゃないでしょうか。

おまけに後ろのほうが混んできたので前に詰めるように言われて、もう始まる前からモッシュ状態。後ろのほうがどうなっていたのかよくわからなかったんですが「見えない」という不満の声が充満していました。

ライヴはプレリュードとなる「Motoharu Radio Show」がなぜかなくて、いつもと少し違う感じでスタート。セットリストの変更はなかったものの、「コヨーテ、海へ」では後ろの人たちに配慮してスクリーンが用意されたり、アンコール後のメンバー紹介が「僕は大人になった」に組み込まれ、ひとりひとりソロを弾くという展開となったりで、神戸スペシャルとなりました。最後の最後にお立ち台が用意されたものの、時すでに遅し。「次、チキンジョージでやるときはこの上で歌うよ」という元春の言葉に苦笑しました。

終演後、いつもはステージに掲げられてるフラッグが、出入り口横に掲げられていたので、みなさん群がって撮影会。僕も撮りました。これって素材は麻袋にするドンゴロスだったんですね。




ライヴレポをSITEDOIにアップしています。
よろしくお願いします。
http://homepage3.nifty.com/sitedoi/
コメント (2)
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Sunday Song Book #878

2009年08月02日 | Sunday Song Book

<08月02日プレイリスト>
[納涼リクエスト大会]
僕らの夏の夢/山下達郎 08月19日発売ニューシングル
運命/寺内タケシとバニーズ '67
ACTION/FREDDY CANNON '65"
LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE/MARLENA SHAW "THE SPICE OF LIFE" '69
MARVIN/EDWIN STARR '84
IN THE COOL OF THE NIGHT/NAT KING COLE '63
CATCH A GROOVE/JUICE '76
風がくれたプロペラ/山下達郎 "SONORITE" '05
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■内容の一部を抜粋
・近況
次の仕事の曲書きがはじまるそうだ。
「少し曲を貯めて次のそろそろアルバムのレコーディングの準備というようなものもですね、視野に入れつつ曲書きをはじめてみたいというような感じで8月は過ごそうと思っております」とタツローさん。

・納涼リクエスト大会
毎夏恒例のリクエスト大会。8月の末にはまりやさんをゲストに呼んで、こちらも恒例の「納涼夫婦放談」を予定しているとか。今年は仕事の都合で前倒しで収録するらしいので、今からまりやさんへの質問やリクエストを受け付けているそうだ。

・サマーウォーズ
昨日8月1日に劇場版アニメ作品『サマーウォーズ』が封切られた。
「前評判も上々なので細田監督も気を良くしてることとと思います。本当に色がきれいなアニメなので画面を見てるだけで楽しめます。是非とも劇場の大きいスクリーンでご覧いただきたいと思います」とタツローさん。
http://s-wars.jp/index.html

・僕らの夏の夢
8月19日発売のニュー・シングル「僕らの夏の夢」は映画『サマーウォーズ』のエンディング・テーマ。映画のエンドロールでは5.1サラウンド・ミックスで聴くことができる。
演奏メンバーはタツローさんのギター(アコースティック・ギターの弾き語り)、キーボードに、ベースが伊藤広規さん、ドラムは小笠原拓海さんの3人。これに後藤勇一郎さんにストリングス・アレンジを足してもらったとか。
カップリングの「ミューズ」はコンピュータでプレイしているので、タツローさんとベースの伊藤広規さんの二人だけ。
初回生産分のみ豪華プレゼントが当たる応募ハガキを封入しているとか。A賞は「僕らの夏の夢」のアナログ盤で100名。B賞は映画『サマーウォーズ』の特製ジグソー・パズルで100名。映画『サマーウォーズ』のクイズに答えてA賞かB賞を選んで応募する形式になっているらしい。

・運命
寺内タケシさんの1967年の名盤『レッツ・ゴー「運命」』はクラシックをエレキでカヴァーしてレコード大賞企画賞を授賞した。「寺内タケシさん、今年で70歳の喜寿をお迎えになります。キャラ的には日本のジェームス・ブラウンといっていい寺内タケシさん。いつまでもお元気で素晴らしいギターを弾いてください」とタツローさん。

・ACTION
フレディ・キャノンの「ACTION」は1965年全米13位となった。

・LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE
マリーナ・ショウは1969年にキャデッドでアルバム『THE SPICE OF LIFE』を録音している。その中に収められている「LOOKING THROUGH THE EYES OF LOVE」はバリー・マン/シンシア・ワイルの作品。この曲は1965年のジーン・ピットニーのヴァージョンが有名だが、タツローさんはチャールス・ステップニーがアレンジしたマリーナ・ショウのヴァージョンが好きで、このヴァージョンを聴いてマリーナ・ショウのファンになったのだとか。しかし、その後にブルーノートから出た『WHO IS THIS BITCH, ANYWAY?』はあまりにフュージョンっぽくて、あまあまなので、タツローさんはシンパシーが抱けないのだとか。

・MARVIN
エドウィン・スターはマーヴィン・ゲイが亡くなった1984年にマーヴィン・ゲイに捧げる「MARVIN」という曲をイギリスでシングル・カットした。

・IN THE COOL OF THE NIGHT
ナット・キング・コールの1963年のシングル「THOSE LAZY-HAZY-CRAZY DAYS OF SUMMER」(邦題「暑い夏をふっとばせ」)のB面。大滝詠一さんはこの曲にインスパイアされて「真夏の昼の夢」を作ったとリスナーからのリクエスト・カードに書いてあったという。タツローさんは初耳なんだそうだ。

・CATCH A GROOVE
ジュースの「CATCH A GROOVE」は1976年のシングル「FEEL LIKE GOOD MUSIC」のB面の曲。ヒップホップ系のサンプリングのネタとして使用されているらしい。

・風がくれたプロペラ
タツローさんの2005年のアルバム『SONORITE』収録曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
08月09日は引き続き、毎夏恒例「納涼リクエスト大会」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
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