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うたのイラスト(いつでも夢を)

戦後、高度成長期の歌謡曲の
一種代表のような有名曲。
橋幸夫と吉永小百合が歌った。
私が子供のころの曲なので、
周辺の事情を詳しく覚えているわけではないが、
曲自体はよく知っていて、
聴くと懐かしい思いがするのは、
やはりラジオやテレビ(もう家にあったと思う)を通して、
また町中に流れているのを聴いていたのだろう。
昔のヒット曲というのは、そういうものだった。
内容は、「いつも歌を歌っている女の子」のことを
歌っているものだ。
その子の歌が、聴く人々の心を慰める。
 「いつでも夢を」と繰り返し歌われる夢。
思うに、その夢は、きっとささやかなものだろう。
昭和の庶民が、せめて叶ってくれたら、と思っていたような。
つつましく、穏やかに明るい、若い時代の歌だった、と思う。
イラストは、そんな時代の男女の絵で。

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