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合格発表今昔

雪がちらつく季節、というと受験シーズン。
今受験生は正念場だ。
この頃はインターネットで合否の発表をみるらしい。
時代は変わったものだ。
昭和の受験生は、自分の足で見に行くか、電報で知らされた。
「サクラサク」が合格、「サクラチル」が不合格。
受験の厳しさは変わらないけれど、今から思うとこの方法は風流な感じすらする。
直接見に行くのも、その緊張と、合格した嬉しさと不合格の悲しさ、
すべて何だか人間の息遣いが感じられて、今となっては懐かしい。
合格が分かった後、公衆電話から家にその報告をする時の誇らしさ。
電話し終わった時のふわふわとした幸福感。
ずいぶん昔の話だけれど、今もはっきり思いだす。
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