まだまだ、雨が降るので被害は拡大するだろう。けれども、3日もすれば水は引いて復旧に向けての活動は始まるだろう。
しかし、もう7月なのだ。橋は流され、道路は削られ、山は崩れ、家には浸水して片付けや消毒をしなければならず、修理に入るにしても順番待ちになるのは目に見えている。ボランティアにたよりたくても、コロナの影響があり人数がどれだけ集まるのかわからない。そうしているうちに台風が来てしまうだろう。九州には年間2、3回は上陸しているので、今年はこないなんて思えない。
今のうちに被災者の人数に近い部屋数を確保しないと、さらに犠牲者は増える。ただ、地方自治体にそれほどの予算があるとも思えない、当然国からの援助に頼らざるを得ないが、非常事態だとして、復興国債を20兆円くらい一気に認めて欲しいものだ。