こんなこと考えました

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大学受験のための高校なのか

2020-07-19 08:28:37 | Weblog

大学受験のための内申がつけられない。試験結果による順位がつけられない。よって、大学に推薦することができない。困った困った。と大学受験関係者は悩んでいるらしい。

前に書いたはずだが、大学独自に選考基準を設けて、入学審査をすれば良いだけの話だろう。そのために学力試験を行うにしても、その範囲を勉強するかどうかは受験生次第なのではないのか?

受験生も入りたい大学を決めていれば、その大学の受験項目を調べてそのことをメインに努力すれば良いだけの話。

大学側としても、最低限の能力があれば、大学に入って下からのカリキュラムを真面目にデモ不真面目にでも受けてもらって、授業料を払ってもらえば系的には何の問題もないだろう。もちろん、学生からの評価は当然気にしなくては、企業から生徒を我が社に向かい入れる。と打診は受けないだろう。そうなると、受験生は減るから教授の生徒を教えるのにも熱が入るから、悪い話にはならないだろう。当然、生徒たちも遊び半分でカリキュラムをこなすことはできなくなり、バイトで生活の半分を費やして勉強が疎かになる。と言うことも減るだろう。学費ローンの返済のためにバイトに明け暮れると言うのは無くならないだろうけど。

江戸時代みたいに、私塾での教育だけで就職が決まる。その人の資質が入社の大部分を占めるようになれば、今の学歴社会はみんなの意識から変わっていくだろう。

話は変わるが、学校のクラブ活動も変化するかもしれない。全国ある学校のクラブ活動の結果を示す。全国大会を通じて、企業スポーツへのPR活動がなされているわけだし、オリンピックにもその強化選手の選考にも大きく関与している。国家としてオリンピック選手を選ぶ立場からすると、金をかけずに選手を育ててくれるから、学校のクラブ活動は大いにやってもらいたいだろう。

生徒にしても、入会金を払わずに好きなスポーツ(音楽や絵画などの文化活動)を受けられるので全てを企業活動をしているクラブに入るのは、金銭的にも無理なことがあるだろう。でも、オリンピックを目指しての活動には学校だけでは対処できるとは思えない。そこは、オリンピック・プロ養成の機関を全国に配置しても良いように思える。もっとも、経済的に成り立つのかは不明だけどね。

高校も大学を目指さないで、社会生活をより良く過ごせるための基本を教えるためのカリキュラムに特化した学校があっても良いように思う。試験はカリキュラムの成熟度を見るために行われるが、成績はつけない。社会生活に不利になると思えば補修を受けてもらう。法律も当然教えられる。罰則である刑法も当然セットで。

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