「この果てしない空間の永遠の沈黙が、わたしにはおそろしい。」
という、パスカルの有名な言葉がみごとに表現しているように、宇宙を自分と分離した向こう側にあって、やがて私を飲み込む巨大な虚無と捉えると、それは当然言い知れず怖ろしいものです。
しかし、宇宙と自分が区別はできても分離できない一体の存在だ、と知ると、怖れは克服されます。
次の学生の感想があまりにも典型的にパスカルと逆だったので、引用・紹介させていただきます。
この授業を受けてから、宇宙が怖くなくなりました。
以前は、宇宙と「私」は別だと考えていたので、無限に広がる宇宙の広さ、大きさ、歴史の長さと、「私」の命の小ささ、短さを比べて、恐ろしかったのです。
今では「私」は宇宙と一つだ、と思えるので安心して夜空を見上げられるようになりました。
本当に良かったと思います。
本当によかった、と私も思います。
期末の採点がまだ終わっておらず、今日も一日取り組んでいたのですが、こうした感想を読むと、苦労が報われる気がします。
あと一息、暑さに負けずがんばろう!
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