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冷える下半身と暑くて汗だくの上半身に悩む女性

2018年08月08日 | 胃腸、便秘、生理痛、冷え症

皆様 おはようございます。

8月8日(水) 鳥取の天候は

今朝の最低気温は19.7℃ととても涼しく、少し寒さを感じる朝でした。

 

日中はの天気で予想最高気温32℃の見込みです。

 

今週から僧侶の方が「棚経」で各檀家周りが始まっており

我家にも10日午前中に来られる予定です。

そのため本日は、盆を迎える準備を行う予定です。

   ①仏壇まわりの清掃

   ②仏壇まわりの飾り(花、盆提灯など)

 

本日の事例紹介は、冷え性の方の事例です。

 

概要

   ・60代前半の事務職の女性。

   ・上半身はとても暑く、汗がでており、特に頭からは汗が噴き出している。

    下半身(お尻~足先)はいつも冷えておりとても冷たい。

   ・湯をためて入浴するとわずかな間は下半身が温かいが、すぐ冷えてくる。

   ・レッグウオーマーや靴下の重ね履きなどを行ってもほとんど効果がない。

    というような上半身と下半身で相反する状況となっている女性でした。

  

体を診させていただくと

   ・上半身は体が大きく、下半身は細身の体でした。

   ・ベッドにうつ伏せになっていただくと、姿勢が大きく崩れており

    下半身冷えの原因がおおよそ推測がついたのです。

   下半身冷えの原因は、

     ①右骨盤が肩方向に引き上げられ、左右の骨盤の高さが異なっていた。

     ②右腰~背中の筋肉が短縮し、右骨盤を肩方向に引き上げてしまった。

     ③右側のお尻の筋肉がとても硬く縮んでおり、骨盤を崩していた。

     ④②及び③の影響で腰椎(腰の骨)が崩され、下半身に向かう動脈を

      圧迫し、下半身への血流が低下したために、下半身の冷えが起こった。

   上半身の暑さは、

     ・心臓から送り出される血液量は常に一定ですが、

      下半身への血流が低下したため、上半身の血流が増大し体温が上がり

      発汗したと思われます。

   

  改善には、

    「下半身の血流を阻害している腰椎(腰の骨)の崩れ」を整えること。

    血管を圧迫しているお尻の筋肉のコリを改善すること。

 

    下半身の血流低下は

      水道のホースが 車に踏みつぶされ 水の出が悪くなった状態。

 

改善施術

   ・腰周辺の筋肉を緩め、骨盤の左右の高さを揃えます。

     → 腹横筋、腰方形筋、脊柱起立筋など

   ・お尻の筋肉を緩めます。

     → 小殿筋、大殿筋、梨状筋、腸骨筋等

   ・骨盤の崩れを整えます。

  この時点で 「下半身に温かさが出てきました。」とコメントがありました。

   ・腰椎(腰の骨)の崩れを整えます。

 

冷え改善の施術を終え、体の状況を伺うと

   ・上半身の暑さが治まり、下半身が足の指まで温かくなりました。

   ・上半身と下半身のバランスが取れとても気持ち良いです。

    などとおっしゃり、とても嬉しそうにお帰りになったのです。


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