石巻市北上町、小さな漁港近くの岩場に、アオノイワレンゲが自生していることは確認し
ていましたが、未だ花を見ていないので、花期を10月末と予想して訪れてみました。
防波堤近くの岩場に向かうと、アオノイワレンゲの長円錐形の花穂が何本も立っていて、
白っぽく見える部分があるので、それが花なのかも知れません。
少し岩場を登ると、花穂にはやはり花が咲いていて、花穂下部から咲き上がっていますが、
花の咲き具合は株ごとにまちまちです。
二枚とも2021.10.29撮影
アオノイワレンゲは開花-結実すると枯死する一稔性植物ですが、根元に付いた子株が生
長するようです。下の写真はそんな子株に、花が咲いたものでしょう。
この株が生えていたのはちょっとした岩の割目ですから、株が大きく生長するだけの養分を
吸収することができずに、小さな花穂しか形成できなかったものと推測されます。
2021.10.29撮影
アオノイワレンゲは2019年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/29bcdf95c9f024bdb8fe42622a734b55
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