南三陸町東部、漁港近くの造成地を海の方へ歩いていくと、赤味の強い花穂か果穂を付け
た植物があちこちに生えています。よく見ると花ではないようで、時季からしても果穂で
しょう。形がアカザのそれに似ていますから、アカザの仲間でしょうね。
内陸で見たことが無いので、海岸寄りに生える種かも知れません。
二枚とも2021.10.29撮影
葉や茎を観察すると、5月に同じ地区の漁港近くで見た外来種のウラジロアカザによく似
ています。道端や空地で見かけるアカザよりも葉幅が狭いので、ウラジロアカザの生長し
た姿なのかも知れません。その記事を再読してみましょう。
生長したウラジロアカザは、下部から上部まで多くの枝を分けることから、全体がもっこ
りとした草姿になります。一方アカザは一本の太い茎を立て、高さ2m、太さ3cmほどに
もなることから、杖として利用されるほどです。
あの水戸黄門もアカザの杖を用いたとか。
二枚とも2021.10.29撮影
ウラジロアカザは今年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/983c61526b8f123ff58122224393d525
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