黒川郡内を西から東へ流れる吉田川の上流域に、大和町吉田地区があり、
ここに南西から流入する根古川という支流があります。
標高620.9mの赤崩山と、標高563.5mの大畑山を水源とする、全長7kmほどの
小さな川ですが、流域には豊かな自然が残されています。
杉の植林地や伐採跡地なども散在していて、手付かずの自然とは言い難いものの、
林道や作業道が開削されているので、私流の自然観察には却って好都合なんですね。
二枚とも2015.4.16撮影
根古集落を過ぎて、更に林道を上がっていくと左下に砂防ダムが見えます。
直ぐ下に作業道の入り口があり、大石伝いに川を渡って作業道を上がっていくと、
道の両側がカタクリのお花畑になっています。
勿論人の手が加わったお花畑ではありませんが、山の斜面から道の端まで、無数の
カタクリが今を盛りに群れ咲いていて、林内を歩けないほど。
カタクリの花の間にはスミレサイシンやヒナスミレも咲いていて、周囲が杉林で
あることを忘れてしまいそうです。
このあたりの杉林は適度に間伐がなされていて、程好い日照があるようです。
2015.4.16撮影
ユリ科カタクリ属の多年草で、北海道~九州に分布する。
原野~山地の落葉樹林内の明るい林床に生え、やや湿った肥沃な土質を好み、
しばしば群落を形成する。
地下の鱗茎は筒状長楕円体で、深さ20cm以上のところにある。
葉は長楕円形で長さ6~12cm、 淡緑色で紫褐色の斑紋がある。
発芽して6-7年目までは1枚だけ葉を出し、鱗茎に十分な栄養が蓄えられたところで
2枚の葉を出して、ようやく花を付ける。
花期は4~5月で、高さ10~20cmの花茎の先に1個だけ花を付け、下向きに開く。
花びらは6枚で淡紅紫色、披針形で長さ2~3cm、上方に強くそり返る。
カタクリの花は日が当たって花びらの温度が上昇すると開き、日が陰って温度が
下がると閉じ、これが花が終わるまで繰り返される。
花後に花柄が30cmほどに伸び、長さ2cmほどの三稜形の果実ができる。
ここに南西から流入する根古川という支流があります。
標高620.9mの赤崩山と、標高563.5mの大畑山を水源とする、全長7kmほどの
小さな川ですが、流域には豊かな自然が残されています。
杉の植林地や伐採跡地なども散在していて、手付かずの自然とは言い難いものの、
林道や作業道が開削されているので、私流の自然観察には却って好都合なんですね。
二枚とも2015.4.16撮影
根古集落を過ぎて、更に林道を上がっていくと左下に砂防ダムが見えます。
直ぐ下に作業道の入り口があり、大石伝いに川を渡って作業道を上がっていくと、
道の両側がカタクリのお花畑になっています。
勿論人の手が加わったお花畑ではありませんが、山の斜面から道の端まで、無数の
カタクリが今を盛りに群れ咲いていて、林内を歩けないほど。
カタクリの花の間にはスミレサイシンやヒナスミレも咲いていて、周囲が杉林で
あることを忘れてしまいそうです。
このあたりの杉林は適度に間伐がなされていて、程好い日照があるようです。
2015.4.16撮影
ユリ科カタクリ属の多年草で、北海道~九州に分布する。
原野~山地の落葉樹林内の明るい林床に生え、やや湿った肥沃な土質を好み、
しばしば群落を形成する。
地下の鱗茎は筒状長楕円体で、深さ20cm以上のところにある。
葉は長楕円形で長さ6~12cm、 淡緑色で紫褐色の斑紋がある。
発芽して6-7年目までは1枚だけ葉を出し、鱗茎に十分な栄養が蓄えられたところで
2枚の葉を出して、ようやく花を付ける。
花期は4~5月で、高さ10~20cmの花茎の先に1個だけ花を付け、下向きに開く。
花びらは6枚で淡紅紫色、披針形で長さ2~3cm、上方に強くそり返る。
カタクリの花は日が当たって花びらの温度が上昇すると開き、日が陰って温度が
下がると閉じ、これが花が終わるまで繰り返される。
花後に花柄が30cmほどに伸び、長さ2cmほどの三稜形の果実ができる。
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