里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

シラネアオイの果実

2021-07-03 | 日記

大和町吉田地区南西部、沢に並行する林道を上り詰め、その先は対岸のなだらかな斜面を
西へ上がって行きます。その斜面のあちこちにはシラネアオイが生えていて、5年前に歩
いたときよりも株数が増えた印象です。
4月に咲いた花が結実して、今では歪な台形状の果実が1~2個付いています。

                              二枚とも2021.6.30撮影

この果実は9月下旬頃には熟して、殻が開き種子が顔を覗かせます。
種の周囲には翼が付いて、風で運ばれやすい形状をしています。ただ、この翼の形状では
タンポポの種子のように遠くまで飛ばされるのは無理で、精々周囲の林床に散る程度の飛
び方と思われます。

仙台市の野草園で撮影した、シラネアオイの種子の写真が載った記事がありましたので、
参考までに下に紹介させていただきます。

https://chankochan.blog.fc2.com/blog-entry-2942.html

                                  2021.6.30撮影

シラネアオイは2016年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/8590854bcd90ff27256f8f81bc1cfc92

 

 



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