昨年の3月にクマワラビの記事をアップしていまして、それ以来これによく似ている
というオクマワラビを探し続けていましたが、今まで見つけることができませんでした。
それと言うのも、二種は同様の環境に自生すると羊歯図鑑等にあり、よってクマワラビ
を見つけた道路の法面や、それに続く半日陰の斜面ばかりを探していたため、出合え
なかったものと思われます。
今回オクマワラビを見つけたのは、登米市東和町米谷地区の薄暗い杉林の林床で、周囲
にはリョウメンシダやオシダなどが群生し、クマワラビは全く見られませんでした。
二枚とも2016.1.15撮影
よく似たクマワラビは小羽片(裂片)の先が尖り、かつ葉脈の表面が窪むのに対し、
オクマワラビの小羽片は先が丸みを帯びていて、葉脈は殆ど窪みません。
さらに葉柄や中軸の鱗片の色にも違いがあって、クマワラビのそれは茶褐色なのに、
オクマワラビのそれは暗褐色であることで見分けられます。
二枚とも2016.1.15撮影
オシダ科 オシダ属の常緑性羊歯植物で、本州~九州に分布する。
丘陵~山地の日陰の斜面や、杉林の林床~林縁に自生し、草丈は40~80cm。
根茎は太く直立または斜上し、葉を束生する。
葉柄は緑褐色~淡緑色で長さ10~20cm、基部に暗褐色の鱗片が密生する。
葉身は2回羽状深裂、長楕円形で長さ30~60cm、12~20対の羽片を付け、鋭尖頭。
下部の羽片は短くならない。葉は光沢のない淡緑色で、やや厚い革質。
羽片は線状長楕円形で長さ10~12cm、幅2~3cm、先は尾状に鋭く尖り、短い柄がある。
小羽片は長楕円形で幅4~7mm、円頭~鈍頭、縁には微細な鋸歯があり、葉脈は表面
で窪まない。ソーラス(胞子嚢群)は葉身の上半分にのみ付く。
胞膜は円腎形で全縁、小羽片の中肋と辺縁の中間に付く。
ソーラスの付く羽片が特に縮むことはない。
というオクマワラビを探し続けていましたが、今まで見つけることができませんでした。
それと言うのも、二種は同様の環境に自生すると羊歯図鑑等にあり、よってクマワラビ
を見つけた道路の法面や、それに続く半日陰の斜面ばかりを探していたため、出合え
なかったものと思われます。
今回オクマワラビを見つけたのは、登米市東和町米谷地区の薄暗い杉林の林床で、周囲
にはリョウメンシダやオシダなどが群生し、クマワラビは全く見られませんでした。
二枚とも2016.1.15撮影
よく似たクマワラビは小羽片(裂片)の先が尖り、かつ葉脈の表面が窪むのに対し、
オクマワラビの小羽片は先が丸みを帯びていて、葉脈は殆ど窪みません。
さらに葉柄や中軸の鱗片の色にも違いがあって、クマワラビのそれは茶褐色なのに、
オクマワラビのそれは暗褐色であることで見分けられます。
二枚とも2016.1.15撮影
オシダ科 オシダ属の常緑性羊歯植物で、本州~九州に分布する。
丘陵~山地の日陰の斜面や、杉林の林床~林縁に自生し、草丈は40~80cm。
根茎は太く直立または斜上し、葉を束生する。
葉柄は緑褐色~淡緑色で長さ10~20cm、基部に暗褐色の鱗片が密生する。
葉身は2回羽状深裂、長楕円形で長さ30~60cm、12~20対の羽片を付け、鋭尖頭。
下部の羽片は短くならない。葉は光沢のない淡緑色で、やや厚い革質。
羽片は線状長楕円形で長さ10~12cm、幅2~3cm、先は尾状に鋭く尖り、短い柄がある。
小羽片は長楕円形で幅4~7mm、円頭~鈍頭、縁には微細な鋸歯があり、葉脈は表面
で窪まない。ソーラス(胞子嚢群)は葉身の上半分にのみ付く。
胞膜は円腎形で全縁、小羽片の中肋と辺縁の中間に付く。
ソーラスの付く羽片が特に縮むことはない。
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