一関市室根町の津谷川地区東部、標高756mの大森山の中腹から山頂部にかけて、ふつう
は5月中旬頃に咲くサクラスミレが、草地や樹下にたくさん咲いていました。
私がスミレの季節に歩く山は、大体が100~400mの低い山ですが、ここは700m以上ある
ので、その分花期が遅くなったものと思われます。
ただ、ツツジ見物で大勢の人が訪れたせいか、踏みしだかれた株が幾つもありました。
ツツジ見物で上ばかり見ているのでしょうね。でも、盗掘されるよりはましです。
二枚とも2018.5.26撮影
丘陵地や集落背後の低山では、一日歩いても4~5株のサクラスミレしか出合えないのですが、
ここでは頂稜部を20~30分歩く間に、ざっと40株のサクラスミレが見られました。
一箇所で5~6株まとまって生えている場所もあったので、ある程度標高の高い山を好む傾向が
あるのかも知れませんね。
ここまでの記述でも、山に詳しい人とか、山野草趣味の人なら自生場所を見つけられるかも知れ
ません。怖いのは盗掘です。今回、盗掘跡は見られませんでしたが、このブログを見ていそいそと
出かける人がいないとは限りません。世の中にはいろんな人がいますからねぇ・・
2018.5.26撮影
サクラスミレは2017年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
サクラスミレ スミレ最大の花
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