里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ステフコか マット状のセダム

2020-06-26 | 日記

2020年3月のこと。涌谷町中心街から北東方向に延びる県道を走行していると、道路の縁
石に沿って、海老茶色の植物らしきものがマット状に広がっているように見えます。
脇道に車を入れてから少し戻って確認すると、海老茶色のセダムが縁石沿いに這っていて、
20~30mも続いています。花期は6~7月でしょうから、その頃に訪れてみましょう。

道端に生えたツルマンネングサに黄色い花が咲き始めたので、涌谷町の県道沿いのセダム
にも花が咲いたのではないかと訪ねてみました。

                              二枚とも2020.6.24撮影

脇道に車を入れて、海老茶色のセダムが生えていた場所へ行くと、海老茶色の葉は減って
いて、多くが緑白色~緑褐色に変わっています。それに時季よろしく、白い星形の五弁花
が無数に咲いています。セダムは黄花が多いのですが、これは白花ですから種の同定に際
しての参考になるでしょう。

ネット検索でセダムの写真を見ていると「ステフコ」という種が、私の写真の植物に似て
いて、白花が咲くようです。ただ花の写真が無いため、見比べることができません。
現時点では「ステフコ」と仮定し、追って園芸図鑑などでセダムの記事を探し、間違いな
いか否か調べたいと思います。

                              二枚とも2020.6.24撮影

ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草で、原産地は東ヨーロッパ。
冬場には全体が赤く色づく。
花期は記されていないが、白花が咲く。



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