松島町手樽地区では、耕作地の復興工事が続いていたので、しばらく踏査していませんで
したが、そろそろ工事が完了した頃かと、農道を中心に1時間ほど散歩してきました。
砂利敷の農道を溜池の方へ歩いて行くと、法面に紅紫色の花が咲いているのが見えます。
花が小さいのでキツネアザミか・・ただ、キツネアザミは6月初旬に咲くはず ?
それに草丈が低めで、頭花の高さが揃い過ぎているのも不自然です。
細部を観察すると、頭花の特徴や葉や茎にトゲがないことから、キツネアザミで間違いな
いようです。たぶん先月のうちに刈払われ、その後茎を伸ばして花を付けたのでしょう。
二枚とも2020.6.23撮影
キツネアザミの名前の由来ですが、アザミのように見えるが葉は柔らかくトゲも無く、キツ
ネに騙されたようだとして名付けられたようです。原産地は中国や朝鮮半島で、古い時代に
農耕とともに渡来した、史前帰化植物といわれています。
若葉は食用になり、茹でて水に晒してアク抜きし、おひたしにして食べるようです。
また、ヨモギの代用として餅に混ぜ、草餅にして食べる地方もあるとか。
2020.6.23撮影
キツネアザミは2018年の2月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/a1905e50fceb790229251eeb6c4dee17
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