一関市花泉町永井地区南東部、丘陵地の中腹の車道を北へ歩いていると、山側法面の木々に
つる草が絡んでいて、葉陰には長さ7cmほどの楕円体の実が生っています。改めて周囲のつる
を目で追うと点々と実が生っていて、この付近だけで20個ほどの実が見えます。
これはキカラスウリの実でしょう。葉の表面が光沢のある濃緑色ですからね。晩秋には名のよ
うに黄色く熟します。なお、仲間のカラスウリの葉の表面は、短毛が密生し光沢はありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/50/02f8f424df1dbff9108e4664286019b5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/10/6a2bdf02c79508743f580ca4eaaf6e5f.jpg)
二枚とも2019.9.8撮影
キカラスウリは薬用植物で、各部位ごとに生薬名が付けられています。
根は括楼根(かろこん)、果実の中の種子は括楼仁(かろにん)と呼ばれます。
キカラスウリの根は束状に分枝し、それぞれが太い紡錘形になっています。
これを秋に採取して乾燥させたものが括楼根で、漢方処方や民間薬として解熱、下痢止め、鎮咳
の目的で使用されます。薬効成分はでんぷん、脂肪酸、アミノ酸、トリテルペン等。
キカラスウリの種子を乾燥させたものが栝楼仁で、咳や痰、便秘、腫れ物、授乳不足などに用い
られます。薬効成分は脂肪油、トリテルペン等。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b1/f612190ad55544a21793a91cdf362858.jpg)
二枚とも2019.9.8撮影
キカラスウリは2015年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
キカラスウリ 夜咲く花
つる草が絡んでいて、葉陰には長さ7cmほどの楕円体の実が生っています。改めて周囲のつる
を目で追うと点々と実が生っていて、この付近だけで20個ほどの実が見えます。
これはキカラスウリの実でしょう。葉の表面が光沢のある濃緑色ですからね。晩秋には名のよ
うに黄色く熟します。なお、仲間のカラスウリの葉の表面は、短毛が密生し光沢はありません。
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二枚とも2019.9.8撮影
キカラスウリは薬用植物で、各部位ごとに生薬名が付けられています。
根は括楼根(かろこん)、果実の中の種子は括楼仁(かろにん)と呼ばれます。
キカラスウリの根は束状に分枝し、それぞれが太い紡錘形になっています。
これを秋に採取して乾燥させたものが括楼根で、漢方処方や民間薬として解熱、下痢止め、鎮咳
の目的で使用されます。薬効成分はでんぷん、脂肪酸、アミノ酸、トリテルペン等。
キカラスウリの種子を乾燥させたものが栝楼仁で、咳や痰、便秘、腫れ物、授乳不足などに用い
られます。薬効成分は脂肪油、トリテルペン等。
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二枚とも2019.9.8撮影
キカラスウリは2015年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
キカラスウリ 夜咲く花
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