南三陸町戸倉地区南東部、漁港背後の集落道をゆるやかに上がって行くと、道下の耕作放
棄田の畔にスイセンの花が群れ咲いています。
花をよく見ると一般的なラッパ咲きでは無く、八重咲きなんですね。この八重咲きですが、
旧鉱山近くの沢沿い、中小河川の河川敷や土手、山村の小社や石仏周りなどに咲いている
のを時々見かけます。どことなく、スイセンの原種を思わせるようなところがあります。
二枚とも2021.3.31撮影
調べてみると、この八重咲き種は「フォンシオン」という種で、17世紀頃からある古典的な
園芸種とのことです。我国へは昭和初期には入ってきたようで、その頃に流行ったのかも知
れませんね。性質がとても強健なことから、現在では各地で野生化してるようです。
2021.3.31撮影
スイセンは2020年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/5b05fb33fc536629289451763e12ffaa
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