里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヤセウツボ 淡紫色の花

2023-06-19 | 日記

登米市津山町、昨年の6月下旬にヤセウツボという寄生植物を観察しましたが、花はほぼ
終わっていて褐色の花ガラになっていました。2週間早く訪れれば花が見られるだろうと、
6月初旬に踏査を計画したのですが、梅雨入りして晴れ間がなくなり、結果として1週間
遅れてしまいました。

ヤセウツボを探しながら北上川の堤防上を歩いて行きますが、全く見つかりません。
花ガラさえも見つからないのです。堤防上を諦めて河川敷側の堤防下を探すと、ようやく
20株ほど見つかりましたが、半分は花ガラになっていました。
まだ花色の残っている株を探し出し、ようやく撮影することができました。

                             二枚とも2023.6.17撮影

昨年は堤防上に数百株の花茎が立ち上がっていたのに、なぜ今年は僅かしか見られないの
でしょう。わざわざ駆除するほどの、悪さをする植物には見えませんからね。
堤防は年に数回の刈払いがされますが、ヤセウツボは1年生の植物ですから、今年はタイ
ミングが悪く、すでに刈払われてしまったのでしょうか。

                                 2023.6.17撮影

ヤセウツボは2022年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/5f7c281a8f444669ec712de5a174f117

 

 



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