里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ニッコウネコノメソウ 松島丘陵

2018-04-06 | 日記

松島町上下堤地区、丘陵地の狭間に耕作地が続いていて、その奥にため池があります。
その堤下には水がしみ出ているのか、ジュクジュクと湿った場所があります。
そこに黄色い花(正確には蕚片と包葉)を付けたネコノメソウが群生していました。

葉の主脈に灰白色の斑が入っていますから、ニッコウネコノメソウですね。
日光国立公園内の塩原で見つかったことから、この名前が付けられたようです。




                              二枚とも2018.4.1撮影

湿地状の場所はかなり広いのですが、ニッコウネコノメソウが群生しているのは杉林近くの
半日陰とか、細い沢沿いの山陰などです。日なたにはほとんど生えていませんから、日陰を好む
植物なのでしょう。花色も、そんな場所に生えた株の方が鮮やかです。
足の踏み場もないほど群生しているのは、多くの匍匐枝を出して増えるからだとか。


                                  2018.4.1撮影

ニッコウネコノメソウは2015年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ニッコウネコノメソウ 沢縁に自生



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