松島町上下堤地区、丘陵地の狭間に耕作地が続いていて、その奥にため池があります。
その堤下には水がしみ出ているのか、ジュクジュクと湿った場所があります。
そこに黄色い花(正確には蕚片と包葉)を付けたネコノメソウが群生していました。
葉の主脈に灰白色の斑が入っていますから、ニッコウネコノメソウですね。
日光国立公園内の塩原で見つかったことから、この名前が付けられたようです。
二枚とも2018.4.1撮影
湿地状の場所はかなり広いのですが、ニッコウネコノメソウが群生しているのは杉林近くの
半日陰とか、細い沢沿いの山陰などです。日なたにはほとんど生えていませんから、日陰を好む
植物なのでしょう。花色も、そんな場所に生えた株の方が鮮やかです。
足の踏み場もないほど群生しているのは、多くの匍匐枝を出して増えるからだとか。
2018.4.1撮影
ニッコウネコノメソウは2015年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ニッコウネコノメソウ 沢縁に自生
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