東松島市上下堤地区、丘陵地の狭間に耕作地が続いていて、その山沿いに一本の農道
が通っています。農道の路肩や山側法面は、年に1~2度刈り払いされているようで、
今はごく丈の低い枯れ草に覆われています。
そんな山側の法面に、白い小花が点々と咲いています。
歩み寄って確認すると、丸葉のスミレですからアオイスミレでしょう。
離れたところからは白花に見えましたが、よく見ると淡い青紫色の花が多いですね。
傾向として、やや日当たりの良い場所では白花、山陰や林際では淡青紫色になるようです。
二枚とも2018.4.1撮影
アオイスミレは数多いスミレの内でも、最も早く咲き出すものの1つで、宮城県内の平地~低山
では3月下旬~4月上旬に咲くようです。
花期の葉は直径2~3cmですが、花が終わると葉は大きく広がって、直径5~8cmにもなります。
葉が丸く大きくなることから、ヒナブキという別名があるほど。
二枚とも2018.4.1撮影
アオイスミレは2016年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
アオイスミレ 日根牛の林道
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