一関市花泉町、丘陵地の狭間の集落道下に休耕田が何枚も続いていて、それに沿って細い
水路が廻らされています。何か面白そうな植物が生えていないか水路沿いの細い農道を歩
いて行くと、セキショウに似た小型の植物が、水路の際の何箇所かに島状に生えています。
セキショウは岩や砂礫の多い沢などに生えていて、草丈が30~40cmもありますから、これ
とは別物ですね。写真の植物は以前湿った林道端で観察した、コウガイゼキショウではな
いでしょうか。ネット記事の写真や特徴と見比べて、同定したいと思います。
二枚とも2021.11.26撮影
農薬会社の記事によると「コウガイゼキショウは湿地や水辺・溝などに生育するが、水田
にも多く発生し強害草となっている。水田では普通夏~秋に発生し、幼植物で越冬し翌年
開花結実する。」とあります。記事に載っていた草姿も、越冬することもコウガイゼキシ
ョウの記述と合致するので、コウガイゼキショウの越冬葉で間違いないでしょう。
2021.11.26撮影
コウガイゼキショウは2021年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/35a8d785fa1ea7952bbc3c15d17c4047
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