この粉を使ってゆず切りというそばを打ってみた。
御膳粉は湯練りでないと繋がらないとか言われているし、高山製粉のホームページには積層一気加水という方法が掲載されているけれど、
いつもどおり、一気加水で打ってみた。
端の部分を茹でて試食してみた。
透明な中に柚子の皮の黄色が浮かび上がり、見た目も爽やか。
夏場に食べたら最高だろう。
麺自体には味も香りも感じられない御膳粉だが、ゆずの香りが舌と鼻を刺激して、上品なそばだなと思う。
今夜、家族の評価が気になるところだが、温泉に浸かって十分体を温めた後、食べてもらうことにしよう。
これまで、外径39センチのこね鉢で打っていたが、もっと大きいのが欲しくなって、オークションで落札。8,230円。
そのこね鉢が、ゆず切りを売っている時に宅配便で届いた。
左がこれまでの物。右が今回落札した物。
外径54センチ。これだけあれば、年末のそば打ちも苦労せずに済みそうだ。
何しろ、そばを楽しみにしている人がたくさんいる。
余談だが、或る会で月に2回ヨガ教室が行われており、昨日は参加した。
ほとんど年配者が中心で、緩い内容だが、1時間半ヨガに励む。
体をほぐしながら先生が口を開く。
『この前のこの教室が終わった後、沖縄へ行ってきました。』
この先生は多分50代。僕は半年くらいしかこの教室に通っていないが、いろいろなポーズが美しい。
特に感心したのは弓のポーズ。またはアーチのポーズ。
綺麗なアーチができており、それだけで僕は「ウーン、マイッタ」状態になった。
『選挙の話は、あまりしたくはないんだけど、、、、』
『ん?、、、、』
『沖縄ではね、すごく盛り上がっていてね、それが本土に帰ってきたら嘘みたいに静かで、、、、、、、。どうして、自民公明であんなに取るんでしょうね、、、,』
『国民の支持が半分にもいかないのに、7~8割の議席を取ってしまう。選挙制度の問題でしょうね。』
『沖縄では、有機農業の知り合いや、原発再稼働反対の活動をしている知人に会えたり、いろいろな縁で繋がっている人達とであったり、有意義な旅でした』
この先生の思想的な立場はよく知らないけれど、意外と僕たちの近くにいるのかもしれない。
『最近、お腹が出てきて困るんですけど、、、』
教室の参加者が投げかける。
『少なく食べて多く動く』
答えは明快だ。
この先生は朝食は食べないという。必ずしも現代の常識[朝食はしっかり食べるべし]は信奉していない。
それは僕も賛成だ。自分の頭で考え、自分の五感で感じる。そして最適のものを見つけていく。
それは今回の選挙でも同じ。
マスコミは色々なことを書き立てる。それも今の為政者の顔色を伺いながら。
マスコミは権力を監視するという立場を投げ捨ててしまった。
今、一番その立場を守っているのはしんぶん赤旗だ。
大企業の宣伝を載せながら、大企業富裕層ばかり応援する安倍内閣を批判などできるものか。
僕はそばを打つ。そして薬味には9条ネギを添えることにしよう。
憲法9条の戦争はしない条項をなし崩し的に壊してしまおうとする自公、安倍内閣に反対の立場を表明するために。