白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

100人がいて、48人がそっぽを向く中18人が自民の旗に歩いて行った

2014年12月15日 16時44分31秒 | 日記

 師走の騒動が終わった。

以前、もしも世界が100人の村だったらという、実にわかり易くデフォルメする手法があった。

その手法を借りてこの騒動の結果を見ることにしよう。

ここに100人の国があった。

この国の長(おさ)を選ぼうというのが今回の師走の騒動だ。

48人が、ふん、そんなもの、とそっぽを向いた。

残りの52人は歩いて行った。それぞれのお気に入りの旗を目掛けて。

52人の中の人気ランキングはこうなる。

A    18人

B    10人

C    8人

D    7人

E    6人

F    1人

G    1人

H    1人

AとDは実は気脈を通じていて、これを合わせると25人になる。

この結果A+Dの25人は俺たちが一番の多数だから、この国の100人は俺たちに従えと言う。

見方によれば100人のうち75人は賛成していないのにこういう結果になる。

ちなみに、これは簡略化のために四捨五入した数字を使っている。

Aは自民

Bは民主

Cは維新

Dは公明

Eは共産

Fは次世代

Gは生活

Hは社民

これが、今回の総選挙の結果なのだと思う。

多くの国民が望んでもいない方向に流されていってしまう。

これはとても危険なことだ。

自民公明が見た目には圧勝と見えるが、比例での総有権者数と自民公明の得票数をみると、4人に1人の支持しかない。

小選挙区制という選挙制度のからくりによるものなので、多数の支持など得ていないのだ。

民意を正確に反映させる為に比例代表を中心にした制度改革をすることが必要だと思う。

それにしても、沖縄の快挙には小躍りせずにいられない。

小選挙区で自民を全滅させたのだから。

この流れが、日本の各地で起こっていくなら、未来は決して暗くなないのだろう。

 

 

さて、僕が住まうこの北信濃でも雪景色。

手作りで庭に作った我が小舎の屋根も雪が被り、雪解け水が軒先をぬかるませる。

 

 

そこで、雨樋を付けることにした。ホームセンターで材料の買出し。

 

 

暖かい日中に工事を行った。

 

 

この小舎はほぼ完成しているが、ドアは現在製作中。

ドアの取手は自慢の一品。古材から削り出したものだ。

古いサッシュからガラスを切り出して嵌める予定なのだが、現在はガラス切りに悪戦苦闘している。

中の棚も増やしたり、整理したりしなければならないのだが、とりあえず野沢菜とたくあんの漬物小屋となっているのでまた来春に持ち越し。

 

今年もあと半月だ。

あまり振り返らないようにしよう。

良いことも、そうでないこともあった。

振り返ってそれを教訓に成長していこうというほど若くないし、過去を振り返って懐かしんだり悔やんだりするほど年寄りでもない。

少しだけ先を見ながら、花鳥風月を楽しみ、読書三昧の時を過ごし、時たま体を動かし、温泉に入る、そんな日々を過ごしていこう。

北信濃の冬もまんざら悪くない。