
携帯に保存してある画像データから、出てきた。
新潟の駅ビルの本屋の写真。ミソは、私と同じ
「文信」という名前。
私の名前は、親父の友達の小説家がつけたという。
何か、子供の頃から、凄いコンプレックスがあって
「ひろみ」とか「ひでき」とか「ごろう」とか、3文
字名前に憧れた(だって、野球のバッター・ボックス
に入って応援で名前を呼ばれる時、語呂が悪いんだも
の)。
雑誌に原稿を書いたり、本を出すようになった今だ
からこそ、「ペンネームですか? ぴったりですね」と
か言われるけど、今でも、コンプレックスが抜けない。
だって、楽器を弾く人間として、あるいは歌い手と
して、ライブハウスのスケジュール欄に掲載された時、
やっぱり浮いてしまうから。
かつて、私と同じ「文信」という名前の人間の存在
を2人確認している。1人は、『日経エンターテイメ
ント』という雑誌のスタッフ・リストに(ほらねぇ)。
もう1人は、コンピュータで検索をかけた時に出てき
た消防系の人。この人は、どないな人か? やはり、文字
系の事にこだわりを持っているのか?
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信