![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e0/4547b1d7066f62a9d330d0a0787dd5e8.jpg)
ここに集まるミュージシャンの皆様は、お部屋に引き
篭もって、日夜、楽器の腕前を上げるために努力をされ
ているのであろう。
路上音楽の達人と呼ばれる人達も、同様の日常を送
る。しかし、路上の王様中の王様と呼ばれる人達は、
普通のミュージシャンとちょっと違う工夫をしている人が
多い。それは、「キメトーク」を練る努力。
演奏中に止まってくれた人をグッと引きつけるには、
「キメトーク」が武器になる。惜しまれつつ亡くなった忌野
清志郎さんのキメトークは、「愛しあってるかい」。関西の
上田正樹さんのトークは、「もっとかー」「死ぬまでか」。
青柳さんが、最近、気に入っているのは、「拍手は惜しみ
なく!!」。こうした言葉をちょっと入れるだけで、場の雰囲気
がガラっと変わるのだ。路上で演奏するミュージシャンの
方々には、何か、オリジナルのキメトークを持つ事をすす
めたい。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/