久しぶりの『散歩の達人』。つまんねえ（笑）。

街ものも、青柳さんのテーマなので、
雑誌、『散歩の達人』にも
興味がある。

しかし、最近、あまりにも忙しかった
ので、ほとんど目を通して
こなかった。

今日、図書館で見ると、
地元、川越・朝霞・志木・
ふじみ野の特集ということで、
中を見てみたが、まったく、
面白くない。

かつてのこの雑誌であれば、
なかなか一般には知られていない
面白い店を探し出し、
その上で記事が書かれていた。

今は、恐らく、出資してくれる
意思のある店を掲載している
だけなのだろう。

こんなスタンスであれば、ビジネス上の
破綻はない。しかし、こうしたことを
続けていれば、誰も媒体に期待しなくなり、
いつかは廃刊という状況になるのだろう。

音楽雑誌の『プレイヤー』がそうであった。
広告の器となることで、
どんどん読者は離れ、ついには
休刊となった。

今こそ雑誌は、原点のさらに原点に
戻って、面白く角度のある情報を
載せ続けなければならない。

さもなくば、遅かれ、早かれ、
足取りを止めなければならない日が
やってくるのではないか。

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信