ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

「テイスティングの季節」?

2024年09月17日 00時56分06秒 | ワインの事
そんな季節があるとすれば、まさに「今」

ソムリエ協会の1次試験が終わり10月の2次試験=テイスティングの練習を多くの方が始めるわけです。

以前から言っていますが、そむりえ亭では「食事のお客様がいる時間」はお受けしていません。

遅い時間(といっても23時閉店ですが)なら、練習して頂いても結構です。
勿論、食べ物を口にしながらとか、お酒を飲んだ後とかは遠慮いただいています。

純然としたテイスティング。

或いは営業時間前に「他のアポイントが無い日」なら、お受けできないことはありません。

私は立場上「試験対策」を生業にすることは出来ませんが、ソムリエの基本である「テイスティングの基本」は「習熟して欲しい」ということです。


昨今、ワインスクールに通う受験生も多いのですが、その担当講師によって「方法論」は様々。

惑わされないように正しく道筋を立てて練習してください。


閑話休題
今日17日、明日18日、明後日19日もお席は充分。
皆様のお越しをお待ちしています。


         樋口誠

今日現在の開栓可能なワインは・・・

2024年09月13日 01時35分04秒 | ワインの事
そむりえ亭では通常コースにペアリングするワインは間違いなく開栓されています。

お1人当り6種ですが、コースのメイン迄で三か所のチョイスがありますから、最低で9種。

そして追加や2次会用も加えると下記の品種が開いているか、開栓可能です。

泡:3種ブレンド、シャルドネ主体、ピノノワール主体
白:シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブラン、ゲヴルツトラミネール、ピノグリ、ソーヴィニヨン・セミヨンのブレンド、シャスラ、ルーサンヌブレンド、シュナンブラン
赤:カベルネブレンド、メルロ、ピノノワール、ガルナッチャ、グルナッシュブレンド、シラー、バルベーラ、マスカットベイリーA、
ロゼ:グルナッシュブレンド
オレンジ:グリューナーフェルトリナー、アルザスブレンド

ざっとこんな感じです。
数日内に無くなるものもあれば、新規で登場するものもあります。
ペアリング用以外は未開栓のものもありますが「ご要望あれば」という感じです。

勉強中の方には面白いラインアップ。

ただ、お食事している方の隣で「テイスティングの練習だけさせて」は受け付けておりません。

ペアリングの一環としてお楽しみください。


さて16日がお休みですが、それ迄は残念ながらお席が埋まりません。

どうぞお席を埋めにお越しください。


             樋口誠

ときどき「セラー探訪」

2024年09月05日 01時42分14秒 | ワインの事
そんなに必要でもないのにセラーが大小合わせ6台もあります。
アメリカ村時代初期は席数も多く「それなりの」数や価格のものもそこそこ出ていましたので、その遺産です。
そして「あ、このワイン、ちょっと除けておこ」とそれぞれのワインを1本か2本をセラー奥に隠しておいたりしています。

最近ではそれらを各種イベント=「ちょっとええワイン」「そこそこええワイン」「まあまあええワイン」「ちょっと古めのワイン」などと銘打ってワイン会で消費するのです。

と言いながらも、セラーの奥の方に隠れたワインがまだまだ見つかります。
昨日も探索。
やっぱり「忘れていた」ワインが1本づつ5種。
かな~り「ええのん」も含まれます。

これ等を・・・
今日から1種づつ(6杯分)コースに組込みます。
5種を順次お出しします。
ⓐ3種は「コース料金に追加なし」
 (赤2種の古め、白1種の古め)
1種は「1,000円プラス」
 (赤のちょっとええのんの古め)
ⓒ更にもう1種は「3,000円プラス」
 (プレスティジシャンパンの古め)
「ⓐⓑⓒってどんなワインやねん?」
と気になる方はお電話やメッセージでお尋ねください。
最初にご連絡頂いた方のご希望のものを最初にお出しします。

次のお休みの10日迄は今のところ沢山空いています。

ご連絡をお待ちしています。


            樋口誠

今月中にもう一つ

2024年08月06日 02時30分48秒 | ワインの事
今月は周年の月と言う事で下記の行事?をしています。

1:8日~12日の5日間の周年記念メニュー
  いつもと同じ12,000円で少しグレードアップしたコースをお出しします。
2:8月中にお越しの方にお一人一回トランプを一枚引いていただきます。
  見事エースを引き当てられた方にプレゼントをご用意(粗品です💦)

ただ、それだけだと寂しいなあ、という気になってきまして・・・

月の下旬のどこかで「そこそこええワイン」or「ごっつええワイン」等の企画をしようかな?と思うのですが如何でしょう?

告知を少なくても10日前にはしたいと思いますので、お早めにアイデアを頂けると幸いです。

「何日頃」「こんなワインを」「一人価格はいくらくらい」等の情報を教えて頂けると幸いです。
これは基本的に少人数対象の予定。
SNSのメッセージ機能でご提案くださいまし。

さて今日6日はカウンター3席、テーブル一卓の空きになりました。

明日7日はまたお休みを頂きます。


どうぞよろしくお願いいたします。


           樋口誠

輸入元も様々

2024年07月25日 01時16分06秒 | ワインの事
一昨日は珍しくワインの輸入元さんが、別の予約で3社いらっしゃいました。

そこでワイン事情を伺っていると「まさに様々」です。

例えば現在懸案事項である「ガザ紛争起因の南アフリカ廻りの船」の話。

最初の頃「南アフリカ経由は遠くて時間が掛かり、燃料代も高い」ので価格に大きく影響する、と言われていました。

しかし、中には「南アフリカ経由でも2週間しか遅れず、支払い(経費)も2割ほど安い」輸入元さんもいます。

契約する船会社さんによるのだろうと思いますが、そういう話が認知されてくれば、これまで高価な船賃を払っていた輸入元さんにも希望が湧くもではないと思いますが早計でしょうか?

勿論、為替の幅はそれ以上でしょうから「元の価格に戻ること」はないと思われますが、「最小限で済ませる」ことはあるのではないか?と・・・

或いはリーファーコンテナの必要な経路の実験、扱いワインのタイプによる売れ先の違い等・・・

面白いですね。

こう言う事に加え、アメリカ大統領選がどう影響するかも戦々恐々。

その前に日本の購買力が大問題ですね。

いずれにせよ、飲食店の我々も時事に関心を持っていないと取り残されるということです。


今日は時間差のある3組8名。
どの時間も充分お取りできます。
そして、明日はお休み。

どうぞよろしくお願いいたします。


            樋口誠

良い機会かも・・・

2024年07月23日 02時26分37秒 | ワインの事
円安は輸入ワインを扱う私達にとって大きな痛手ですし、国産のものでもあおりを受けているのは間違いありません。
燃料費や輸送ルートも、です。

どこの産地のワインでも価格高騰は目も当てられません。

特に有名産地のものは信じがたい値上がり。


しかし、ある意味いい機会です。

既に「シャンパンやブルゴーニュは日常的でなくなった」と感じている消費者も多く、「他の産地の品質の劣らないもの」「初めての産地の面白いもの」を求める層も少なからず、と感じます。

それこそがワインの面白いところです。

これまで注目されなかった産地の「大逆転」に繋がればよいなと思っています。

勿論、有名産地には根強いファンがいますが、多くの消費者の「可処分所得」は減っているわけですから・・・


さて今日23日のご予約は2件5名のみ、明日24日は一件のみ、明後日は半分の埋り具合。

皆様のお越しをお待ちしています。


           樋口誠

今年も始まりました。

2024年07月22日 00時55分25秒 | ワインの事
今年もソムリエ協会の呼称資格認定試験がスタートしました。

先ずは約40日間に亙る一次試験。
これはCBTと呼ばれるコンピューターによるもので期間中2回のチャレンジが出来ます。
好きなに日時と会場を指定できます。

出題は沢山のストックの中から出ますので2度とも違う問題です。

一回目で合格=通過すれば「次の段階」=「テイスティングによる2次試験」の対策に「いち早く」取り組むことが出来ます。

受験当事者にとっては「今年が一番難しい」と感じるもので、ご苦労なさるかと思いますが、合格の暁に胸につけるバッジの重さを考えると「当然の難易度」ですし、何年も経って「あの時頑張ってよかった」と思えるぐらいの熱量が欲しいと思っています。

健闘を祈ります。


さて、そむりえ亭は今日22日はお休み、23日~25日と3日間営業し26日にまたお休みです。

どうぞよろしくお願いいたします。


            樋口誠

Demi-Sec(ドゥミセック)も良いものです。

2024年07月13日 01時01分54秒 | ワインの事
日本人だけではないかと思いますが「男は辛口やで」的なことはよく聞きます。

「甘いもんなんて食えるか‼飲めるか‼」

しかし、現実には知らないうちに甘みのあるものは口に入れている筈です。

関西風のすき焼き等、砂糖を使う料理は枚挙にいとまがありませんし、コーラやレモンスカッシュを「スカッとさわやか」などと言い、喉越しよく飲んでいたり。

シャンパンの場合、一時「Non Dosage」(最終仕上げ時の糖分添加なし)が目立っていましたし、温暖化でその傾向は続くかもしれません。

しかし、法令上の甘辛規定は6種もあって辛口寄りの2種=エクストラブリュットとブリュット以外が「置いてきぼり」になっているのは勿体無い。

そういう私も長い間使っていませんでした💦

先日の「ジャカール メーカーズディナー」で久しぶりに「Demi-Sec」=少し甘口を開けて「美味しいなあ」と・・・

今回はその「メーカーズディナー」用以外に数本仕入れています。

意外に乾杯で使っても良さげな甘さ感ですし、肉料理でも合わせられます。
勿論、デザートにもOK。

ご興味のある方は是非「Domi-Secを飲ませて」と仰ってください。

美味しく召し上がって頂きたいと思います。


さて今日土曜日、明日日曜日もお席は充分空いています。
そして15日はパーティ、翌16日はお休みです。

どうぞ宜しくお願いいたします。


        樋口誠

多様性があるのがワインです。

2024年07月07日 02時12分24秒 | ワインの事
世界中の酒類の中でワインほど多岐にわたる飲み物はありません。

色だけでなく甘辛、タンニンの強弱、アルコールの多寡、酸の有り様、泡の有無etc

その多様性が面白いところですが、残念ながら「特定の」「同じタイプ」に傾倒する例も見受けられます。

その多様性がマリアージュをはじめとするTPOに活かせるのになあ・・・

もともと沢山の種類があるのですが、昨今はより豊富なラインアップが市場に溢れてきて「何を、どう、何度で、どのグラスで、どの料理と」使おうか?悩ましい限りです。

なるべく弊店で使うワインもバラエティを持たせたいのですが、なかなか追いつかないほど豊富。

嬉しい悲鳴です。

「変わったワイン」を使いたいのではないんです。

料理に塩、胡椒、醤油、ソース、ポン酢、マヨネーズ、ケチャップ、生姜、ニンニク、山椒などなど様々に使うようにワインも様々に使いたいものです。

初心に帰っての独り言です。

さて今日7日明日8日はお席に余裕あり、明後日はワインメーカーズディナーにて貸切。

どうぞよろしくお願いいたします。


             樋口誠

甘い?辛い?

2024年06月21日 00時49分06秒 | ワインの事
ワインの甘辛は意外に騙されやすいものです。

糖分が多ければ甘口、少なかれば辛口、という単純な括りでは済まないのですね。

レモンスカッシュは相当な糖分があっても「甘ったるい」とは言われず、むしろ子供には「辛い」と捉えられます。

逆にアルザスのゲヴルツトラミネールなどはデータ上「明らかな辛口」でも「これ、甘いなあ?」「貴腐ワイン?」等と言われます。

ここ2,3年使っている食後用のミード=蜂蜜酒。
ピュアなミードは「すごく甘い」のですが、うちで使っている「スパイスミード」はシナモンやナツメグの香りが甘さをマスクしているようで、同じ糖度でも「甘ったるい」という人はいません。

また酒精強化ワインの場合は・・・
同じ産地・生産者のものでも「赤系」と「白系」では甘さ「感」が違うんです。
産地によっても答えが違いますので一概には言えませんが、面白いものです。

ま、多くの場合「酸」と「香り」に影響されていると言えます。

そして一緒に召し上がっているデザートやお菓子によって甘さ「感」は当然変わります。

「日本男児たるもの甘いものなんて・・・」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、そういう方にこそデザートワインなどを召し上がって頂きたいものです。


さて今日は予約2組4名のみ、明日22日(土)は貸切、23日(日)はテーブルは埋まっていますがカウンターは全空きです。

どうぞよろしくお願いいたします。


            樋口誠