サッカーのワールドップが終わって一段落しました。
国と国の激しい戦いでもありましたが、今回のワールドカップは改めてスポーツに国境はない、と思わせてくれたものでした。(私にとって、ですが・・・)
一昔前の「この国はこういうスタイル」「イタリアはカテナチオ」「ドイツは堅実」「ブラジルは華麗な個人技」。
現在では激しくクロスオーバーしています。
コロンビアのハメス.ロドリゲス選手に驚き、しかし直後にスペインへの移籍。
日本代表の多くも海外で活躍。
闘いが終われば同志であり友人であり、しかし、代表という同志であって国に戻れば違うチームのライバルであり・・・・・
ワインもそうではないでしょうか?
中には「特定の評論家のせいで世界のワインが画一的になった」という人もいますが、いやいや、そんな簡単に画一化できるものではありません。
また、もしそうなら世界の人の着る服、例えば日本人は着物に、スコットランド人の男性はスカート?みたいなのを全員着なければならないのか?と・・・・
或いは大好きなカレーやハンバーグを食べてはいけないのか?
ハハハ、大げさすぎますね。
何を着ようと、何を食べようと、我々は日本人です。
そして世界の人と同じ人間です
ワインも一緒ですね。
今日も世界のワインを開けています。
フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ハンガリー、アメリカ、オーストラリア、ポルトガル。
色々な国の数を競うつもりはありませんが、「たまたま」目の前に飛び込んでくるんです。
其々の個性を持って、それぞれの価格のバリューを持ってやってきます。
来月のワインは概ね決まっていますが、9月はどうしようかなあ、10月は何処の国が目の前に現れるかな?
何十年やっていても飽きないですね。
ワインに国境はありません。