読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする
フランシス.ベーコンの言葉です。
私は読むことは非常に弱く、よって豊かではありません。
書くことに関してはブログくらいですから「書いているうちに入らない」ですね。
ですから確かでもありません。
しかし「話すこと」は仕事の一部ですから、多分他の人より多いのだろうと思います。
これは自慢と取られると困りますが、過去から現在まで他人様の前でスピーカーとして話すことが多い方です。
その機会は前職のホテルの入社のタイミング、私の前のソムリエが他のホテルに移籍したり、たまたまバブルの上昇期に当たっていたり・・・
或いはブラインドテイスティングのコンクール的なもので「ビギナーズラック」(ほんとにそうなんです)で賞を頂いたり、等々のことがそうさせたわけです。
そうすると自然と慣れてきますし、もっと慣れてくると「慣れないように律する」ことも覚えます。
で、なんといっても「話すことは人を機敏にする」の通り、話すという外向きな矢印が聞き手にぶつかって返ってくる信号を見つけることも覚えます。
ベーコンさんがそういう意味で言ったのではないかもしれませんが、私の結論ではそうなんです。
ですので私の話には「ビッチリと書き込んだ原稿」はありません。
大まかなキーワードだけを数点書いてある、ってくらいが関の山です。
なぜなら、聞き手の捉え方は変化が見えてくると話す内容を一方的に或いは現行通りに続けても意味がないのではないか?と思うのです。
基本的に「読むこと」も「書くこと」も苦手な私にロクな話は出来ません。
が、話しながらニーズを見つけたり、穴を発見したりを少しは若い頃よりしているのだろうと感じています。
同時に長い間やっている仕事の中で身に付けたこと以上には話せません。
ですので自分の仕事の中身の仕訳や解釈をしなければなりません。
「何故、そこにグラスがあるのか?」
「何故、それをするのか?」
「それは必要な作業か?」
「アレを取り入れなかったのは何故か?」
などなど・・・・
とはいえ店で話す以外の「話すこと」は本業ではありません。
いや、店ですら「話すことがメインではない」と思っています。
本丸を獲られないように=お客様が料理とワインで満足=を忘れないように気を付けたいと思います。
樋口誠
フランシス.ベーコンの言葉です。
私は読むことは非常に弱く、よって豊かではありません。
書くことに関してはブログくらいですから「書いているうちに入らない」ですね。
ですから確かでもありません。
しかし「話すこと」は仕事の一部ですから、多分他の人より多いのだろうと思います。
これは自慢と取られると困りますが、過去から現在まで他人様の前でスピーカーとして話すことが多い方です。
その機会は前職のホテルの入社のタイミング、私の前のソムリエが他のホテルに移籍したり、たまたまバブルの上昇期に当たっていたり・・・
或いはブラインドテイスティングのコンクール的なもので「ビギナーズラック」(ほんとにそうなんです)で賞を頂いたり、等々のことがそうさせたわけです。
そうすると自然と慣れてきますし、もっと慣れてくると「慣れないように律する」ことも覚えます。
で、なんといっても「話すことは人を機敏にする」の通り、話すという外向きな矢印が聞き手にぶつかって返ってくる信号を見つけることも覚えます。
ベーコンさんがそういう意味で言ったのではないかもしれませんが、私の結論ではそうなんです。
ですので私の話には「ビッチリと書き込んだ原稿」はありません。
大まかなキーワードだけを数点書いてある、ってくらいが関の山です。
なぜなら、聞き手の捉え方は変化が見えてくると話す内容を一方的に或いは現行通りに続けても意味がないのではないか?と思うのです。
基本的に「読むこと」も「書くこと」も苦手な私にロクな話は出来ません。
が、話しながらニーズを見つけたり、穴を発見したりを少しは若い頃よりしているのだろうと感じています。
同時に長い間やっている仕事の中で身に付けたこと以上には話せません。
ですので自分の仕事の中身の仕訳や解釈をしなければなりません。
「何故、そこにグラスがあるのか?」
「何故、それをするのか?」
「それは必要な作業か?」
「アレを取り入れなかったのは何故か?」
などなど・・・・
とはいえ店で話す以外の「話すこと」は本業ではありません。
いや、店ですら「話すことがメインではない」と思っています。
本丸を獲られないように=お客様が料理とワインで満足=を忘れないように気を付けたいと思います。
樋口誠