昨日のワインメーカーズディナー。
アルザスの鬼才マルセルダイスの息子マチューダイス氏を迎えてのものディナーでした。
マルセルダイスと言えば「アルザスは葡萄品種で語られるけど、違うんだ」「その土地土地の個性なんだ」ということで父であるミッシェルダイスがムーヴメントを起こしたドメーヌです。
つまり・・・・
大きな男であれ痩せた小男であれ、男であれ女であれ、大阪で生まれ育ったら「大阪のDNAでっせ」
「あ、あいつら大阪出身かな?」と聞いていたら、判る人には「泉州人やしよ」とか「河内弁やんけ」とか・・・・
それは親がどこの出身であれ、自身が生まれ育った環境が大事なんですよ、という教訓です。
そうなると品種は「後から意味づけするもの」としか言えません・
ダイス一族の象徴でもある「混植混醸」の話では「光の共有」ということが言われますが、温暖化の今では「暑くないように光を回避する」という「共有」もあると聞きます。
「何故、そこに植えるのか?」
「昔から植わっていたから」
シンプルな答えです。
それが全てとするとソムリエも困りますし、そうでない考えも理解します。
しかし、昔からダイスのワインには惹かれます。
来月のグラスワイン、楽しみにしていてください。
樋口誠
アルザスの鬼才マルセルダイスの息子マチューダイス氏を迎えてのものディナーでした。
マルセルダイスと言えば「アルザスは葡萄品種で語られるけど、違うんだ」「その土地土地の個性なんだ」ということで父であるミッシェルダイスがムーヴメントを起こしたドメーヌです。
つまり・・・・
大きな男であれ痩せた小男であれ、男であれ女であれ、大阪で生まれ育ったら「大阪のDNAでっせ」
「あ、あいつら大阪出身かな?」と聞いていたら、判る人には「泉州人やしよ」とか「河内弁やんけ」とか・・・・
それは親がどこの出身であれ、自身が生まれ育った環境が大事なんですよ、という教訓です。
そうなると品種は「後から意味づけするもの」としか言えません・
ダイス一族の象徴でもある「混植混醸」の話では「光の共有」ということが言われますが、温暖化の今では「暑くないように光を回避する」という「共有」もあると聞きます。
「何故、そこに植えるのか?」
「昔から植わっていたから」
シンプルな答えです。
それが全てとするとソムリエも困りますし、そうでない考えも理解します。
しかし、昔からダイスのワインには惹かれます。
来月のグラスワイン、楽しみにしていてください。
樋口誠