ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

個別のワイン名は………

2018年06月05日 02時16分15秒 | ニュース
このブログをご覧の方は周知のことと思いますが、私はあまり個別のワイン名は書きません。

料理が主でワインは従という考えなのですね。

しかし、今日は・・・・

実は今月のワインリストに発表しているワインのうち

アルティザンというワインは「載せてしまった」「載せるんじゃなかった」と後悔しています。


何故なら入荷が6本しかなく、次は来年を待たねばならないのです。

ま、いかにも生産量が増やせない造りですものね(汗)

このワインは比較的良く使うアルザスの「マルセルダイス」の前当主ミッシェルダイスの息子マチューが別ブランドとして立ち上げた「ヴィニョ―ブル・デ・レヴール」のもの。

一昨年に彼のワインのデビュー作で彼を囲んでのワインメーカーズディナーを行いましたのでご参加の方は記憶に新しいと思います。

そこで出た3種以外に新作が3種でまして、そのうちの一つが「アルティザン」なのです。

デビュー作からは数段の進化を遂げた魂のこもった仕上がりのソレ。

ゲヴルツトラミネールとピノグリの「いわゆるオレンジワイン」です。

ま、それが6本しか入らなくても使い切ったらいいだけのことですが、そうもいかないな、という・・・・

最初の2本を開けた時点で気が付いたのが「メッチャクチャ澱があるやん」

ボルドーの赤の30年以上経過したものくらいのヘドロ状態です。

「気にしない」という方もいらっしゃるかと思いますが、私は澱は好きではありません。

やはりデキャンタをしないと辛いのです。

いやデキャンタをしてもかなりの濁りがでます。


ということで、このワインは2本は取り置いて休ませ「いすれ開催するだろう小さな企画」に使うことにしました。

よって残りが2本半=15杯

今この3日間くらい=5日の今日、明後日7日、明々後日8日(明日6日はお休み)で終了しそうです。

あまり早くに無くならないように私からはお勧めしませんので「アレを飲ませろ」とご指示いただけましたら、お料理もそれに合わせてお勧めします。

どうぞ希少な「アルティザン」をこの機会にお試しください。

(念のために電話なり、FBメッセンジャーなりで確保のご連絡を頂けると幸いです。)


           樋口誠

最新の画像もっと見る

コメントを投稿