そむりえ亭で使われるワインは「国籍にこだわらない」ことで多岐にわたっています。
今、思い出せるだけで・・
フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ドイツ、オーストリア等の「クラシック」な産地、スロバキア、ギリシャ、ウクライナ等の「ややニッチ」な産地、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ等の「ニューワールド」と呼ばれる(た)産地、そして日本。
私としては「どこかに肩入れする」のは性分ではありません。
「料理に合わせる」のが根っこにありますから、産地に固執せずに探せるのです。
そんな中で今月に限っては
「5日(今日)、7名限定日本ワインの会」(定員に達しています)、「17日、河内ワイン・メーカーズディナー」(17日は空きがあります)の二つの日本ワインの会が重なっているのは珍しいことかもしれません。
「地産地消」の名のもと、日本のワインを沢山使っているお店も多いのは最近の傾向ですし、それはそれで「なるほど」と思っています。
また逆にサッカーや野球でも「本場のプレーを見てこそ」というのも頷けますし、また「各国のプレースタイルの差」も大きな楽しみです。
ですので私が多国籍のワインを選ぶ基準は「らしさ」。
例えば日本ワインの場合「日本らしさ」「有名国の真似でない個性」を探します。
また昨今の世界のワイン事情と同じく「有名なワインは手に入らない」ように、日本ワインも評価の高いワインは入手困難ですし、なにしろ高い。
使うにも一苦労です。
と言う事で今日5日も17日も「何が出るか?」、楽しみになさってください。。
さて今日はその「日本ワインの会」で7名のテーブル席が埋まり、カウンターに2名様2組のご予約がありますので、残席はテーブル一卓とカウンター4席。
明日は充分の空きがあります。
皆様のお越しをお待ちしています。
樋口誠