早津敏彦氏って、ご存じですか?
音楽評論家、特に、ハワイアン、、年輩の方なら、ご存だと、思います。
ハワイアン関連の本を沢山書かれてます、この分野では、日本人国内トップの方だった、、と自分は、思っています。
1932年1月生まれー1985年9月亡、残念ながら、不慮の死で、若くして亡くなっています。享年53才。
氏の残された著書は、主なものだけでも
・ハワイアン名曲とレコード 創元新社1964年
・南太平洋のロマンポリネシア伝説と民謡 白馬出版1971年
・バッキー・白片ハワイアン・パラダイス サンクリエイト1982年
・灰田有紀彦/勝彦 鈴懸の径 サンクリエイト1983年
・日本ハワイ音楽・舞踏史アロハ!メレ・ハワイ サンクリエイト1986年
当時のレコード・ジャケット解説の多くは、氏が書いています。
注:当時のハワイアンレコード解説には、他に、鳥山親雄氏(とりさんで有名、現在のトップ、本も書いてます)、
菅野暢(とおる)氏(バッキーさん専属のテイチクにおられバッキーさんとの親交がありました)がおられます。
その他、NHKのFMで、1974年前後、毎週土曜日でしたか、「ハワイアン特集」がありました。
この番組は、人気で、自分もテープで録音してました。このブログでも過去に取り上げています。
今でもたまに、テープ聴いてます。全て早津氏が解説しています。
女性アナウンサーがお話相手、、そんな感じでした。。。
氏のハワイアンの知識は、膨大なもので、当時のバッキーさん等トップアーテストの方々とも
交流がありました。
もし氏が、もっと長く御存命だったら、日本のハワイアンにいろんな点で
別の方向へ、、勿論、素晴らしい方向へ、影響があったと思います。