町田駅からバスセンターを経て滝ノ沢を下車。そこから歩いて3分のところに大蔵湯がある。
最近流行のデザイナーズ銭湯であるが、独自色を出した高級感ある銭湯だった。
【大蔵湯】をザックリいうと
◎サウナ、水風呂あり
・町田市には銭湯が2つしかないのに、町田市で一番古いとうたっている銭湯
・脱衣場は畳
・高級感ある作り
・客のマナーがよくない
※写真
上:大蔵湯入口
中:町田東急ツインズ
下:大蔵湯煙突
▲出発は町田駅
▲町田の周辺
本来の最寄り駅は古淵駅であるが、今回は歩くのが面倒だったため、町田からバスで行くことに(公式ホームページもこのルートを推薦してる)
▲小田急方面へ歩く
▲右に行けば小田急
▲このまま進めば小田急方面なので、こっちには行かない
▲乗るのは、「町39野津田車庫行き」
▲14バス停に行く
▲なので、こっち
▲左にむかって
▲奥のエスカレーターを降り
▲あとは、左にむかう
▲ここでバスに乗る
そしてバスに乗って
▲滝の口に下車
▲後ろを振り返ったところ
▲このまま真っ直ぐ行く
▲ここは左
▲煙突がみえてくる
▲到着
▲下足箱
自動ドアを開けると、左側に下足箱が並ぶ。かなり狭い。
そこからさらに手動扉を開けると、目の前に受付のフロント。和風を意識した木の作りである。
座るのは、20代ぐらいの女性。アルバイトの女子大生だろうか。憂いのこもった遠いまなざしで虚空をみつめていた。
右には休憩所のロビーがある。
出典:大蔵湯オフィシャルサイト引用
▲右奥には、青山学院の陸上競技部のサインとアイドルグループの誰かのサインが置いてあった
受付でお金を支払い、左側の男湯ののれんをくぐると、目の前にこじんまりとした休憩室。頭上には小さなテレビも設置してある。
その右側に、こちらも狭いが大正時代っぽい感じの木製のロッカーが並び、真ん中には座るテーブル。そして右奥には洗面台がある。
そしてなによりも面白いのが、足下にゴザ床(畳)が敷かれてあることだ。
この畳。足の感触が気持ちいい。
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
その奥にある扉を開けると、少し狭いながら浴室が広がる。
最初に目に飛び込んでくるのが壁画だ。
これは驚くべき絢爛さである。
黄金色に彩られた富士山は小さなタイルで作られたモザイク画で、まるで後光を放っているかのようにみえる。
その周囲である天井や壁を埋めるのは濃色の木の板。非常に高級感が漂い、まるでリゾート旅館の浴室にいるような感覚だ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
カランは壁伝いから左奥に掛けて並び、その真ん中に浴槽。珍しい配置である。
シャワーは拡散タイプで勢いもあって使い勝手が良い。
備え付けや貸しタオル(洗剤の匂いがとても良かった)もあるので、手ぶらで来ることもできる。
浴槽は3つに分かれており、奥にあるのが主浴槽でなんとオール桧風呂。
その手前左が水風呂。そして右が熱湯である(こちらは縁のみ桧を使ってる)。
主浴槽がスペースのほとんどを占めているので、水風呂、熱湯はせいぜい2人ぐらいしか入れない。
主浴槽は、42℃ほど。熱湯が45℃。水風呂は確認するのを忘れた。
そんな感じでとても先鋭的な作りではあるが、きわめてシンプル。
シンプルだけど質の高さを堪能できる大人向けの銭湯といった趣だ。
客層をみると若い人が結構多い。高齢者ももちろんいるが、老舗にありがちな高齢者オンリーではないので、このあたりは実力ある銭湯の証だろう。
一方で客のマナーが目に見えて悪かった。
脱衣場でずっとスマホをいじってる若者がいたり(たぶんゲーム)、高齢者はカランの場所取りをやってたりと、客に恵まれてない感じである。
設備自体がいいだけに、そのあたりは勿体ない気がした。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 町田(バスに乗ることを前提に)歩くなら古淵
経路 バス停から3分の距離
周辺の環境 住宅や飲食店
●空間演出
建物外観 自宅兼
壁画・眺望 黄金色の富士山(チップタイル)
統一感 あり
置物 あり
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビーと脱衣場
脱衣所 畳が敷いてある
シャワーの出 素晴らしい
浴槽の種類 ふつう湯、熱湯、水風呂
サウナ あり
温度 42℃、45℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ちょっと元気がなかった
清潔さ きれい
貸しタオル あり(値段は忘れた)
備え付け あり
◆人
受付 20歳前後の女性
客層 高齢者中心ながら若者も
【案内】
住所
〒194-0033
町田市木曽町522
電話番号
042-723-5664
アクセス
小田急線「町田」駅よりバス。「滝の沢」下車、徒歩3分
休日
金曜
営業時間
14:00−23:00
※東京銭湯ホームページ転載