#準天然光明石温泉
天空の湯(陸側)
アジュール竹芝
✔2019年7月リニューアル
✔基本的な部分は変わらず
✔色々ツッコミどころも
#浜松町駅
▲JR山手線の浜松町駅
▲北口は階段をのぼらずそのまま進む
▲左に貿易センタービル。再開発の関係で2021年には取り壊されるらしい。一時は日本一の高さを誇ったビルであるが…
▲北口への階段
▲改札口
▲浜松町駅の北口
▲海側にむけて出発
▲歩いてすぐのところに浜離宮
▲一年前から相変わらず工事ばかりしている。いつ終わるのか…
▲首都高下の横断歩道を渡り
▲ひたすらまっすぐ
▲左を向くと白い建物がアジュール竹芝
▲横断歩道を渡り
▲左に進む
▲奥には、スカイツリーがみえる
▲見上げる
▲進むと
▲天空の湯のポスター
▲入り口
▲中に入って
▲右に進むと
▲エレベーターがみえる
▲エレベーターに乗って18階を押す
▲上昇中
▲18階に到着
▲右に行ったところにフロントがある
スロープをあがれば目の前にはフロント。タオルが山積みになっており、左には靴箱が並ぶ。
鍵がないので一瞬戸惑うと、受付の女性から「鍵がないんですよ~」と申し訳なさそうに言われた。
脱衣場のロッカーも鍵がなく、ここはとにかく鍵が嫌いなホテルのようだ。
空いてるところをみつけて靴を入れると、どこに入れたか忘れないように一応覚えておく。絵のシールなんかも貼ってあると覚えやすいと思った。
フロントに座るのは50代前半ぐらいの女性。
とても愛想がよく、どんな時も笑顔を見せてくれる。素晴らしい対応だ。
1050円を支払うとフェイスタオルとバスタオルを手渡され、今回はすぐ目の前が男湯の入り口だった。
ここは月曜から週ごとに男女(海側と陸側)を入れ替えしているらしく、今回は男湯が陸側。
のれんをくぐって中に入ると、左手に使用済みタオルを回収するボックスがあり、奥がリクライニングルーム。右奥に脱衣場がある。
▲リクライニングルームはこんな感じ。照明を落として落ち着いた雰囲気だ
▲日除けが降りていたのでゲーム機の映像みたくなってしまったが
▲眼下にモノレール
▲東京タワーが目の前に見える
▲高層ビルに挟まれ東京タワーが小さくみえてしまう
出典:アジュール竹芝ホームページ引用
▲ホームページは海側だった
ついでに海側に降りた時の写真。
▲左側は月島方面
▲スカイツリーもみえる
▲右に向くとレインボーブリッジ
▲その奥にフジテレビの社屋
▲船が出発するところだった
▲赤い可愛らしい船も
▲意外と混雑していた
天空の湯に戻ると、脱衣場は若干小ぶりなスペース。
ロッカーが左右に分かれていて、こちらはダイヤル式である。
ロッカーの番号+暗証番号も覚えないといけないので正直言うと面倒くさい。少なくとも暗証番号は絶対に忘れないようにしよう。
ロッカー自体もそんなに広くないので、荷物が多い人はどうしてるのだろうか?
鏡台はスーパー銭湯のように各種アメニティが取り揃えられており、他と比べても充実している。鏡の周りにも照明が取り付けられていて、女性を意識した作りだろう。
全体的に綺麗で無駄がなく、地味であるが洗練された感じである。
出典:アジュール竹芝ホームページ引用
ところで、入った直後だったが初老の男性が浴室から出てくると内線の受話器を手にとって、「サウナが暖まってないのですが」みたいなことを口にしていた。強い口調ではなく紳士的な話しぶりだったが、明らかにクレームのようだった。
サウナの調子が悪いのだろうか?
この時点でいきなり不安をおぼえた。
扉は重厚な感じの金属製で、開けるとリニューアルしたとあって、以前と比べてシックな印象。
すぐ手前右にここの看板となっている準天然温泉の浴槽。
出典:アジュール竹芝ホームページ引用
手前左にサウナ。サウナは小さいながら7~8人ぐらいは入れそうなスペースである。
出典:アジュール竹芝ホームページ引用
▲サウナはそこそこの広さだが…
そのサウナの真横には水風呂があるが、めちゃくちゃ小さい。
自分が知る限り世界最小サイズである。これ以上小さくしたら大人は入れないだろう。
まず体育座りが前提となるという時点でどうなの?と思ってしまう。
なぜこれほど小さくしたのか理解に苦しむ。
さらに水風呂の奥側には打たせ湯があるが、故障中だった。リニューアルして半年で故障は早すぎるだろ!と思うのだが、よくよく見るとだいぶ古いものだった。こちらはリニューアルの時に手を加えなかったのだろう。
水風呂の右はす向かい(入り口から見たら左奥)にジャグジー。そこそこ大きさがあって、大人でも2~3人は入れそうなサイズだ。手すりに掴まって階段をのぼると、大きな間口になっている。温度は40℃ほどと控え目。
出典:アジュール竹芝ホームページ引用
出典:アジュール竹芝ホームページ引用
カランは入り口から見て右奥にあって、6つしかない。自分のときは待つことはなかったが、やはり混雑時になると使えない時もあるのではないか。
カランそのものはスーパー銭湯と一緒でハンドシャワーの温度調節ができて勢いがかなりある。
備え付けは、シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーと見た感じは高級そうなボトルに入ってる(中身が高級かどうかは分からない)
立ちシャワーも当然あって、最新式のヘッドでこちらも勢いのあるものだった。
準天然温泉の浴槽は詰めれば10人近くが入れそうな広さがあり、各すみっこにステンレスの箱が置かれてある。箱の中には光明石というのが入っていて、説明文には効果が色々と書かれてあるが(割愛)、どこまで本当かは未知数。
温度は41.3℃を示していて、子どもでも入れる温度だろう。
水風呂は割と冷たく温度計をみると10℃。さすがにそこまで冷たくなかったが、14℃前後ぐらいかなと思う。なのでサウナ好きはとりあえず納得する温度か。
しかし、である。
先ほども書いたようにサウナのクレームがあった後で入ってみたが、ありえないほどヌルい!
もはやエアコンレベルだった。たぶん暖めなおした直後だったからだろうけど、よくこんな低い状態でみんな入っていられるなと感心した。さすがにこれだと文句も言いたくなる。
おそらくイレギュラーな時に入ってしまったのだろうけど、たまたまだったのか? それともしょっちゅうある話なのか。
リニューアルしたといっても抜本的に改築したわけではないので、本質的には古い設備のままなのだろう。
ついでになるが、ここは私物やタオルを置く棚がないのも問題だった。
タオルを持って中に入ると棚がなくて、仕方ないなと思い、窓際の縁に置いたら濡れてしまった。ハンドタオルだから特に問題はないが、それでも置く場所がないのはどうなんだろうと思う。
自分が入ったあとに親子連れが何組か入ってきたが、お父さん達全員がタオルの置き場所に困っていた。
さすがに一人のお父さんはなぜ、バスタオルまで持ち込んだ?とは思ったけど、中にはそういう人もいるし、私物を持ってくる人も困るはずだ。
左奥のスペースはなにもないのだから、スペースの使い方が勿体ない。出来れば入り口前と浴室に一つずつあったらベストである。
もう一つ、ここの売りであるスカイビューであるが、18階から東京タワーが眺められるということで期待して入ってみたものの、陸側ということで曇りガラスの部分がかなりを占め、しかも上部はブラインドが降りていたのでまったく外がみえず!
これだと窓のない部屋と同じである。
仕方なくブラインドに頭を突っ込んで結露を手でぬぐってみたが、基本的にリクライニングルームの景色と変わらない。
浴室の眺めはまったく期待しない方がいいだろう。
こんな感じで、かなり突っ込みどころ満載であったが、リニューアルしたせいかお客さんは前回と比べて増えているような印象を覚えた。
また客層も高齢者ばかりでなく親子連れが何組かいたことにも驚いた。
前からそうだったのか、たまたまだったのか分からないけど、偶然にしてはずいぶんと多いので、元々親子連れが来やすいエリアなのだろう。
それだけにランナー向けに力を入れるだけでなく親子連れを意識した企画も考えた方がいいのではないか。
駅からもそんなに遠くないし、工夫次第ではもっとお客さんを呼び込める可能性をもった施設だろう。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 浜松町
経路 海に向かう
周辺の環境 海やビル
●空間演出
建物外観 ホテル
壁画・眺望 スカイビュー
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 リクライニングルーム
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 準天然温泉、ジャグジー、水風呂
サウナ あり
温度 40~41℃
棚 あり
男女入れ替え あり(月曜週毎)
■サービス
接客 素晴らしい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(料金に含まれる)
備え付け あり
◆人
受付 50代女性
客層 中高年メインながら親子連れが多い
【案内】
バスタオル・フェイスタオル貸し出し無料。
〈利用料金〉
一般1,050円(宿泊者は550円)
子供(小学生)550円
子供(小学生未満)無料
★浴場は陸側と海側を週替わり(月曜日)で入れ替えをしております。
準天然光明石温泉(人工)天空の湯に関するお問い合わせは
TEL 03-3437-2011
□営業時間15:00~23:00(受付終了 22:30)
□年中無休(6月28日は法定点検日のためお休みいたします。)
□シャンプー・リンス・ボディーソープ備え付け
※大きさに関わらず、タトゥー(シール・ペイント含む)、刺青の入っている方、暴力関係者、泥酔の方のご入館はお断りさせていただきます。
※アジュール竹芝ホームページ転載