銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

アドミュージアムー電通が手がける広告博物館

2021-11-11 07:13:00 | 博物館








コロナと新聞広告展

2021年8月7日(土) - 9月11日(土)

世の中の状況をすばやく反映し、人々に直接届く新聞というメディアに着目。新型コロナウイルスと向き合ってきた広告コミュニケーションをご紹介します。

アドミュージアム 東京
東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 03-6218-2500

入場無料

開館日 火一土 11:00-18:00 ※当面の間12:00-16:00 に短縮

日本で唯一の広告ミュージアム

アドミュージアム東京は、 入場無料で一般公開 しています。

開館日

火曜日~土曜日 11:00 18:00 (入場無料)
※当面の間 12:00 16:00

※臨時休館あり。 詳しくは下のカレンダーをご確認ください。

出典:アドミュージアムホームページ引用



アドミュージアムの最寄り駅は新橋もしくは汐留駅になります。今回は新橋を起点に紹介したいと思います



南改札口を抜けると左に向けば汐留方面になります



左に進んで右の階段を降ります



階段です



降りたら、まっすぐ行くだけ



ずんずん進みましょう



ここで右手に日テレ本社があります



そのまま進むと





吹き抜けの場所にでます



見上げれば電通本社。広告代理店の蓄財ぶりを見上げる思いです



左側にカレッタ。ここの入り口で記念撮影をしてる人が沢山いますが、ほとんどは劇団四季目当ての人たちです



中に入ります



デザインに凝った建物です



そのまま右の自動扉を開ければアドミュージアムがみえてきます



この時はコロナの新聞広告が企画展として展示してありました



広告代理店が手がけるミュージアムです。さすがオシャレ

 

入り口です


ここは無料ですが、コロナ渦ということでホームページには事前予約をするように告知されてありました。上限に余裕があれば、予約しなくても入れるようです。
時間指定制で、観覧は50分間だけと制限されています。中のボリュームを考えると、さすがに50分は短かったです



さっそく順路通り中に入ります。ここは原則的に写真撮影は許可されていますが、CM動画や商業目的の撮影は禁止されているので注意しましょう



ぶら下がってる雲のようなところにテレビがはめ込まれていて、過去の作品を見ることができます



日本の広告の始まりは江戸時代からだそうです。芸術作品が一般市民にも浸透していく過程と一致してますね


 
江戸時代では、越後屋が引き札を始めました。歌舞伎役者には自社商品を使わせる企業タイアップもあったとか。この頃になると錦絵も出現してきます



アイドルに広告出演をお願いするのは、いつの時代も変わらない鉄則です。どんな時代も人の関心は常に「人」にあるということなのでしょう



吉原はむかしも今も風俗街として有名ですが、多彩な企画を立ち上げて集客努力がなされていたようです



この頃はラクダを呼び寄せて広告活動までしていたとか。はるばる日本に呼び寄せられたラクダには同情を禁じ得ません



広告ほど時代の変化を敏感に反映する業界はないでしょう





明治時代からすでにこうした娯楽があったことに驚きです



広告という言葉は新聞から生まれました





大正時代になるとカルピスが出現します。こんなに古くからあったんですね



表現の模索が始まる時期でもあります



これは今でも通用する絵柄ではないでしょうか



戦争時代になると一気に戦争に関するものばかりになります







戦後になると広告の多様化が一気に花開きます





オリンピックがあったり





プレイボーイの表紙は、ライオンの口が女性のお尻で表現されています



ファミコンやゲームボーイ。家庭用ゲーム機と携帯ゲーム機の草分け的存在。メディアが一方的に受け取るものから主体的に表現するものへと移行していきます



AIBOやマックのパソコン。デジタル化への幕開けの頃です



テクノロジーの進化とともに広告の形も変わりはじめています



ここまでが常設展で、奥が企画展になります



コロナと新聞広告がテーマです



初期の頃のコロナに関する広告。まだ新型コロナに関する知見が出揃ってなかったせいか、国民の危機感が一番強かった時期ではないでしょうか


 
世間では卒業式をあげられないことが話題になりました。この世代の大学生や高校生は本当に可哀想でした



テレワークが推奨されると、働き方を変えようというとする動きが生まれます(現在はテレワークが非効率のため反動が起きてるようです)



大井競馬場の広告。現在は新型コロナワクチンの接種会場になっています



飲み会は感染リスクが高いと認知されてきたのもこの頃です








コロナではたらくかぞくをもつ、キミへ


 
コロナ(会社名)がとんだとばっちりをうけての表面でしょうか



飲食店への時間短縮がはじまりました



部活動の規制が大きく取り沙汰されました


経済問題を解消するためgotoトラベルがはじまりました



 
オリンピックの延期





政府への怒り(Yahoo!のコメント欄では宝島が逆に批判されていましたが)



ワクチン接種の案内





過度な自粛の問題。いつの時代も常に矛盾を抱えながら前進するしかありません



オリンピック開催の是非を巡って世論も割れました。ワクチンを巡っても分断が起きています



広告を通して見えてくるのは、いつの時代も誰かに共感してもらいたいという想いなのかもしれません