銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

新越泉(東京・新井薬師前)

2024-09-07 07:03:00 | 銭湯
#新越泉




西武新宿線
#新井薬師前駅
▲新井薬師前駅



西武だけにプロ野球速報がある

▲南口の改札口

▲地図をみると、左の17という数字あたりに新越泉がある。歩いて4分ぐらいの距離だ

▲南口の改札口を出たら右に進む

▲奥に大通りがあり

▲大通りを左折。奥にみえる横断歩道をいったん右に渡る

▲渡ったら再び左折。目の前のパチンコ屋さんの方に向かう

▲パチンコ屋を横切り

▲スギ薬局も過ぎて

▲松崎ハウジングのところでストップ

▲右折して

▲特徴的な建物がみえてくる


▲あらいやくし保育園の文字

▲入り口の横には案内板


▲よくよく見ると新越泉の文字がみえる。控えめな看板なので、ここに銭湯があると気がつく人は少ないだろう


▲到着


扉をあけると、右下には大きな生け花が置かれてあった。ほかの銭湯とは一線を画す優雅な空間だ。
道なりに進むと、目に入ってくるのは、とにかく広いロビー。今まで巡ってきた中で一番広いところかもしれない。それぐらい広かった。そのはす向かいに受付のフロントがある。
座るのは60代ぐらいの女性。終始おだやかで、落ち着いた佇まいの方だった。
貸しタオルをお願いすると、すぐに後ろから出してくれる。近くをみると、貸しタオルが10円と表記。バスタオルは50円と利益度外視の価格だ。
男湯はフロントのすぐ横の右側で、女湯は左側だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真の視点だと、奥が入り口で、手前の左右に下駄箱がある


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらはロビー。喫茶店のようなテーブルと椅子が並ぶ。奥にみえるのがフロント。有閑マダムたちが談笑していても違和感のない空間だ


ビルなのでてっきり二階あたりにあるのかと思ったら、進む先は地下だった。階段を降りると、脱衣場に到着する。
扉は半自動扉と書かれてあるが、壊れているらしく開けると自然には戻らない。客のほとんどが開けっ放しにしていたので、せっかくのエアコンの冷気が抜けていた。


▲フロントの横にある男湯入り口


▲この階段を降りていく

▲降りたところにも花が飾ってあった


脱衣場もとにかく広くて、中規模のスーパー銭湯と遜色ないほどだ。
ロッカーは真ん中に二列並ぶが、背中合わせなので一つに見える。
右の壁には巨大な一面鏡。その上にテレビが設置されてあった。
ドレッサーと洗面台は奥にある。
地下にあるせいか、やや薄暗い印象ではあるが、それは仕方ないだろう。
テレビの下には椅子が複数あるのと自販機があり、脱衣場でもゆっくりと休憩することができる。


扉をあけると、浴室もまたやはり広くて奥行きがある。もはやスーパー銭湯といっても差し支えないほどだ。
左側には島カランが横列に並び、それが四列ほど奥にむかって連なる。カランの数はかなり多く、場所取りをされてもまったく問題なし。
左手前には立ちシャワーが2つあるが、ヘッドは大きいけれども湯量はさほどでもなかった。
カランのシャワーヘッドは少し高めに取り付けられ、出は普通といったところ。一般的に固定シャワーだとハンドルはヘッド近くにあるが、ここはハンドルが下に設置してあった。
シャンプー類の備え付けもあり、さらに桶や椅子は最初から置かれてある。


右側に目を転じると、一番手前にあるのはサウナで、扉の注意書きには6人までと制限がかかっていた。中を覗くと余裕で8人ぐらいは入れる広さだ。
追加料金は500円で、東京でも少し高いかなという印象。ただバスタオルがついて専用ロッカーも使うことができる。
そのサウナの前に水風呂があった。
詰めれば4、5人は入れるスペースで、水温は18℃あたりだろうか。
「うわー、気持ちいい!」と突然叫んでるおじさんがいた。
その奥隣が主浴槽である。
温度は44℃ぐらいと少し熱め。
この主浴槽もかなり大きくて、手前から見ていくと最初にあるのが電気風呂。複数の刺激があると説明されてあったが、手を突っ込んでみたところ微弱すぎた。
そこから続いてバイブラ。8人ぐらいが入れる広さで、もう一段奥に座湯と寝湯が続いている。


一番奥の浴室は上部分が一部仕切りのようになっており、そのスペースの左側に薬湯がある。温度は42℃ほどで、設備はないが座れる構造になっていた。なのでリラックスしながら長湯することができる。枕のように頭を預けられる石が設置されてあったが、もう一つの隣は取り除かれた痕跡しかなかった。

出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯の浴室


▲薬湯の浴槽。男湯はピンク色だった


客層はほぼ中高年が占めていたが、そもそも客数はそんなにおらず。広いのにほとんどの浴槽には1人か2人でしか入ってない状態だった。
深い地下にあるということで外気浴はできず、採光もないので全体的に薄暗さは否めないが、広いスペースのおかげで窮屈感はまったくなし。
全体的にシックな装いで、とにかく優雅で瀟洒な銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 新井薬師前
経路 商店街を抜ける
周辺の環境 住宅、保育園

●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 生け花
照明 薄暗い

★設備
休憩所 ロビー、脱衣場
脱衣所 広い
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 電気風呂、バイブラ、座湯、寝湯、薬湯
サウナ あり
温度 44℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 おだやか
清潔さ きれい
貸しタオル あり(10円)
備え付け あり

◆人
受付 60代の女性
客層 中高年が多い


【案内】

住所
〒165-0026
中野区新井5−17−2

電話番号
03-3386-4917

アクセス
西武新宿線「新井薬師前」駅下車、徒歩3分

休日
月曜

営業時間
15:00−24:00

※東京銭湯ホームページ転載


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