「自分の欠点ばかり気になり出したら、そんな劣等感を直してくれる人間
はこの世に一人しかいない。つまりあなた自身だ」
-- デール・カーネギー(アメリカの文筆家)--
どうしても嫌いで、何とか矯正したいと思える欠点もあるでしょう。
「これができない」「あれが足りない」と、
欠けているところばかりが目に付くこともあるでしょう。
それを直そうと、一生懸命にがんばるのもいいでしょう。
だけど、いつまでたってもカラ回りばかりしていて、疲れてしまうとしたら、
もう、それを受け容れてみてもいかがでしょうか。
ヘレン・ケラーは、自分が抱えた三重苦を何とかしようと嘆くことはせずに、
受け容れました。
その代わりに、障害を持つ人だけが知ることができる痛みと望み、そして、
自分の高貴な志をフルに活かして、多くの人を励まし続けたのです。
自分の嫌なところが気になって落ち込んでしまう。
どうしても、人より劣っているように思えてしまう。
自分のダメなところばかりが見えてしまう。
欠点と格闘することをやめて、受け容れてみましょう。
そうすれば、それは欠点ではなくて、すばらしい個性になるのです。