■ 今日の言霊:ダイアン・ラビッチ
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“やり方”のわかる人間が職にありつき、
その“理由”を知る人間がそのボスになる。
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◇全く何もわからない人に、人間は、仕事を任せはしない。
やはり、しっかりわかっている人に仕事は任せたい。
ここまでは、大体の人が同意することだが、
大切なのは、「ボス」の資質。
◇つまり、作業をする人は、その仕事のことを
わかって出来ることが大切なのだが、
その上に立つ人は、その仕事の本質がわかって、
いろいろな判断が出来る人が
「ボス」なのだということ。
◇仕事が上手く出来る以上に、
「ボス」は、誰にでもその仕事を渡せるように
ならなければならない。
そのために、その仕事の原理や本質を理解し、
的確に部下に伝えていく必要がある。
「理由」=「原理や本質」を知っていることが
「ボス」になる資質があるということ。
◇私たちは、組織の歯車になりたくなければ、
「原理や本質」を知っておく必要がある。
そして、その「原理や本質」を
言葉に出来るようにしておくこと。
そうして初めて、人を導いていくようになるのだから。