PenPenさん(正式の表記はPenの2乗、本名は岡田雅美さん、高砂市在住)の個展を神戸・トアロードのTOR GALLERYで見ました(8月7日まで)。
都市をモチーフにした半抽象の作品が面白いと思いました。
「三日月の夜」という作品は、ビルがごちゃごちゃと建っている街の上に大きな三日月がかかっているという絵です。
なにやら妖気のようなものが月と街の間に漂っていて、不思議な生命感が感じられます。
「美容院へ行く子」は、怪物のようにデカく描かれた子供が街を闊歩している様子です。
いきいきとした気分があります。
都市といえば、ぼくなんかはすぐにキリコの静謐(せいひつ)な幾何学的な風景とか、ビュッフェの直線が強調された鋭角的な風景を思い出すのですが、ペンペンさんのような生命力旺盛な街も、21世紀的な視角を示して、なかなかいいと思いました。
これからの展開が楽しみです。
PenPenさんのサイトはhttp://pen2-art.com/
なお、TOR GALLERYでは「大塚温子展」も並行して開かれましたが、これについては本ブログの姉妹サイト「Splitterecho(シュプリッターエコー)Web版」に記事を掲載しています。
「三日月の夜」(撮影:編集部)
都市をモチーフにした半抽象の作品が面白いと思いました。
「三日月の夜」という作品は、ビルがごちゃごちゃと建っている街の上に大きな三日月がかかっているという絵です。
なにやら妖気のようなものが月と街の間に漂っていて、不思議な生命感が感じられます。
「美容院へ行く子」は、怪物のようにデカく描かれた子供が街を闊歩している様子です。
いきいきとした気分があります。
都市といえば、ぼくなんかはすぐにキリコの静謐(せいひつ)な幾何学的な風景とか、ビュッフェの直線が強調された鋭角的な風景を思い出すのですが、ペンペンさんのような生命力旺盛な街も、21世紀的な視角を示して、なかなかいいと思いました。
これからの展開が楽しみです。
PenPenさんのサイトはhttp://pen2-art.com/
なお、TOR GALLERYでは「大塚温子展」も並行して開かれましたが、これについては本ブログの姉妹サイト「Splitterecho(シュプリッターエコー)Web版」に記事を掲載しています。
「三日月の夜」(撮影:編集部)