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ブログ版 シュプリッターエコー

子供だましの首相答弁

2008-01-28 23:20:04 | セイジ
 福田さんの国会答弁って、子供だましのようじゃありません?

 きょうの予算委員会で菅さんが追及したでしょう。
 わざわざガソリン税に上乗せして、なんで道路建設だけをいつまでもそんなに優遇するんだ、と。

 でも、福田さんの答弁は答弁になってなかったでしょう。
 道路建設はまだ必要だ、だから、ガソリン税の上乗せはこの先も必要だ、と、まあ、これまでの言い分を繰り返しただけでしょう。
 なんで道路だけを特別な税で優遇し続けるのか、と税のシステムが根本から問われているのに、それにはついに答えられなかったというわけです。

 討論の勝敗でいえば、福田さんの負けですが、しっかりとした討論にならないのは、わびしいですね。

 福田さんは、自分はちゃんと答えていないとわかっていながら、政治のかけひきでああいうふうにシラをきり続けているんですかね。
 それとも、そんなことにはハナから気づかず、自分はちゃんと答えていると思っているんですかね。
 そんなんだったら、もともと思考回路に欠陥があるということですが。

 国会は、理論と理論をぶつけ合って、そこから合理的な結論を見つけ出す議論の場でしょう。
 小泉さんといい、福田さんといい、自民党の政府というのは、理論的な話を組み立てていける人がないんですかねえ。

 子供たちの教育の場では、理論的な思考を伸ばすのが火急のことだと言ってますけど、政府がいつまでたってもこんな非論理的ではねえ。
 

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