米国は対中戦に本気のようだ、新たな在日米軍司令官にジョン・ドーラン中将が就任した。
在日米軍司令官が交代 ドーラン中将が就任
ドーラン在日米軍司令官就任=海自救出のパイロット
米太平洋軍のジョン・ドーラン中将は5日、サルバトーレ・アンジェレラ中将に代わり、在日米軍司令官に就任した。横田基地(東京都福生市など)の第5空軍司令官も兼務する。アンジェレラ中将は退役した。
横田基地で同日に開かれた交代式では、太平洋空軍司令官のロビンソン大将から軍旗の受け渡しが行われた。ドーラン中将はあいさつで「強固な日米同盟は困難を絶好の機会に変えることができる」と述べ、日米同盟強化に努めると訴えた。
ドーラン中将は戦闘機のパイロット出身。1988~92年に三沢基地(青森県三沢市)で勤務したほか、韓国西岸の群山空軍基地での駐留経験がある。前任は米ハワイ州で太平洋軍司令部の参謀長を務めていた。
ドーラン中将は92年1月、操縦していたF16戦闘機が事故に遭い、墜落。緊急脱出して、太平洋上を漂流中に海上自衛隊の救難飛行艇に救助された。
式には救助に当たった元海自隊員も招待され、ドーラン中将は「(彼らの)勇敢な行為がなければ私は今、皆さまの前に立っていないでしょう」と感謝の気持ちを伝えた。
時事通信 2015/06/05-16:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015060500655
これには中国は涙目である。日本に恩義を感じている人物が在日米軍の司令官である。
しかも戦闘機のパイロット出身、冷静に状況判断する習慣があり闘志は消えない。まして墜落経験があり海に漂流して助けられた経験があれば、諦めない。中国からすれば非常にイヤなタイプが在日米軍司令官になった。空軍司令官も兼ねるのか。
在日全米軍の司令官と言うことか?中将とは本当に凄い。若い頃座間基地の仕事をした事がある。当時、在日米軍の基地司令で最上位は座間基地の大佐であった。米軍の再編により、中将を持って司令官とは。一個艦隊の司令官も中将である。単なる前線基地では中佐が司令を勤めている。
この役職の序列は、司令長官>司令官>司令の順である。司令長官は米国に1人であり、現場の最高指揮権者が司令官である。軍隊では通常「中将」を当てる。最前線の司令は「中佐」を当てることが多い。少し大きな基地であれば「大佐」を当てる。1980年代まで在日米軍の最高位の司令は陸軍座間基地の「大佐」であった。それを考えると米国は在日米軍を如何に重要視しているかわかる。