北朝鮮の不発の水爆実験でマスコミ騒いでいる、確かに「北朝鮮の何が脅威なのか?」と喚いていた共産党が一転「北朝鮮の水爆実験を『非難』している」ような情況であり、同じ穴の狢と思われるマスゴミもヒステリックになっているようだ。しかし日本への脅威はそれだけではない。
1月7日 20時56分
サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶し緊張が高まるなか、イランの国営メディアは「サウジアラビアがイエメンにあるイラン大使館を空爆した」と伝え、さらに両国の対立が深まるものとみられます。
(略)
イラン側の報道について、サウジアラビア側の報道官はロイター通信に対し、調査中だとしたうえで「サウジアラビアに向けてミサイルを発射した反体制派の武装勢力に対して激しい空爆を加えている。武装勢力は放棄された大使館や民間施設を使っていた」と主張しました。
サウジアラビアはイランと外交関係を断絶し、緊張が高まっていますが、さらに両国の対立が深まるものとみられます。
引用元 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160107/k10010364561000.html
イランとサウジアラビアとはホルムズ海峡を挟んで対峙する隣国である。日本の石油の殆がこのホルムズ海峡を通過する。幅約30km深さ約100mの狭い海峡である。当然この海峡を両軍とも渡れない(上陸しない)ように「機雷封鎖」するであろう。過去もそうであったように、世界の石油価格に大きな影響を持つ中東の政治状況。
OPECは最近の原油安に嫌気がさしており、この紛争に便乗して原油の価格を上げたいのは明白である。ロシアも同調するであろう。
海上自衛隊が機雷掃海にペルシャ湾に向かうことになる。また左翼が騒ぎ始めるぞ。「石油が数ヶ月無くとも日本に大した影響はない」と左翼コメンテータの鳥越氏が発言していた。流石、現実が見えない左翼、石油危機を忘れたか?
基本ムスリムに紛争処理能力はない。言い切ってよい、イラン・イラク戦争を見よ。10年もダラダラと戦争していた。戦争が長引けば多くの一般市民が迷惑する。短期決戦が好ましいのである、これは2千数百年前の孫子も近代兵学の祖クラウゼビッツも言っている。残念ながら米ロの介入がなければ治まらないのかもしれない。
更にインド洋を無事に抜けてきたタンカーの更なる脅威が、南沙諸島に空軍基地を作っている中国である。この海域を押さえられれば日本のタンカーに対する脅威は更に増す。こちらは中国が何時まで習近平政権が維持できるか?にもよる。中国国内が内乱情況になれば対外紛争の余裕はなくなる。株価の下落に歯止めが利かない中国。習近平総書記が一発逆転を狙うか?それともベトナムが南沙の領土奪還に動くか?米国はベトナムを支援するであろう。
さすれば日本国内でも中国の法律「国防動員法」が発動する可能性が高い。在留中国人は中国大使館の命令でスパイ活動(破壊活動も含む)を行わねばならない。家族が人質になっているから拒否できない。
米ロEUが本格参戦していないだけで、ローマ教皇猊下の言うように第三次世界大戦は始まっているよだ。日本人も何時までも平和ボケで対応はできなくなるであろう。前述の日本共産党のように朝令暮改の野党は無責任政党だからそれでよいのかもしれないが国民にとって迷惑である。後、左翼系マスコミもその無責任さを清算時期が近いようだ。