仏北西部ルーアン近郊で26日朝、男2人が教会に押し入り、教会内にいた司祭や信者らを人質に立てこもった事件で、仏当局は、容疑者のひとりが警察の監視下にあり、電子監視装置を身につけていたと明らかにした。事件では、司祭が喉を切られて殺害されたほか、高齢の信者1人が刃物で刺され重傷という。男2人は、突入した特殊部隊に射殺された。
男2人はルーアン近郊サンテティエンヌデュルブレーの教会を、朝のミサ中に襲撃した。過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)は、自分たちの「兵士」による犯行だと表明した。
パリ検察のフランソワ・モラン検事によると、アデル・ケルミシュ容疑者(19)は昨年、シリア渡航を試みて2度逮捕されていた。
2人は「アルミホイルで包んだ偽の爆発物」を持って教会に押し入り、80代のジャック・アメル司祭を刃物で殺害した。この間、ミサに参列していた信者が数人脱出し、警察に通報した。
検事によると、男たちは人質にした信者3人を「人間の盾」として使い、警察が教会内に入るのを阻止しようとした。しばらくして人質を解放した男たちは、後をついて教会を出て「アッラーフ・アクバル」と叫んだところで射殺された。
検事は、2人目の実行犯の身元はまだ確定できていないと述べた上で、「イラク・シリア地域へ渡航した容疑で国際指名手配されている」容疑者の弟で、アルジェリア出身の17歳少年を拘束したと明らかにした。
事件当時、教会内にいたシスター・ダニエルという修道女は、男たちが司祭を「ひざまずかせた。(司祭は)自分を守ろうとして、その時、悲劇が起きた」と仏メディアに話した。「(男たちは)自分たちのやることを録画していた。祭壇の周りで、アラビア語で説教のようなものをしていた。恐ろしいことです」。
アメル司祭は長年にわたり町の住民の冠婚葬祭を取り仕切ってきた、顔なじみの存在だったという。
町のイスラム寺院の宗教指導者モハメド・カラビラ師は、「友達の死に呆然としている。他人のために人生を捧げた人です」と悼んだ。
住民の男性はBBCのアダム・フレミング記者に、「亡くなったと聞いて、まるで頭を上からがつんと殴られたみたいだった。教会に駆け付けたいけれども、まだ行けない」と話した。
オランド仏大統領は、テロとの戦いは「長く続く」と覚悟を促し、国民に「団結」を呼びかけた。
「狙われているのは私たちの民主主義だが、民主主義が盾となって守ってくれる。共に並び立ち結束しましょう。この戦争には必ず勝ちます」と大統領は強調した。
フランスでは14日夜、南部ニースでチュニジア出身の男が、革命記念日の花火大会に集まった人たちを大型トラックでなぎ倒し、80人以上を殺害している。
また6月にはパリ近郊で、ISの命令に従っていたとされる男が警官とパートナーをナイフで殺害している。BBC News 7月27日(水)10時29分配信
ムスリムが自らISを排除しなければ、ムスリム全体の排除運動が、迫害が欧州で始まるぞ。ここまでの事態になったら、欧州のキリスト教徒全てが動く。
ナチスだけがユダヤ人を迫害していたわけではない。欧米の全てがユダヤ人を迫害していた歴史を有する。
このようなISというかムスリムのテロが続けば、欧州にいるムスリムへの憎悪が燃え上がり、ムスリムの迫害に動くぞ。歴史は繰り返す。
欧米と言うキリスト教の国で、ムスリム不法移民が好き勝手に、社会秩序や文化を破壊すれば、欧州のキリスト教徒も黙っていない。狂信者はムスリムだけではない。キリスト教人にも狂信者は多数存在する。
これで、日本の左翼系マスゴミの言う「極右」政党が恐らく第一党となり、EUに極右政権が多数誕生するであろう。仏は現在でもルペン女史の国民戦線が第一党であり、来年の大統領選挙ではルペン女史が最有力である。
基本、日本のマスゴミが言う「極右」とは、本来「極左」であり、浅間山荘事件やテルアビル乱射事件、伊の赤い旅団等で、評判を落とした左翼のイメージを守るために暴力的過激派の政治団体を「極右」と呼んだことに始まる。
「国家社会主義ドイツ労働者党」がナチスの正式名称であるが、なぜ社会主義労働者党が「右翼」なのか?国粋主義は共産主義国にも居るぞ!政治学のイロハではないか?
解決策は最低でも欧米に移民するムスリムは、その国の法や文化を尊ぶことである。更にここまで問題が大きくなればキリスト教に改宗も求められるであろう。