毎日新聞や韓国の新聞が盛んに「日韓通貨スワップ再開」と飛ばし記事を打っているが、日本政府からの正式発表はない。「協議開始」との報だけである。麻生財務相が前々から言っているように、「韓国からの要請(お願い)があれば協議に応じる、その後は一端『終了』しているのだから条件が厳しいよ」と言っていたが、「協議開始」でありなぜ「日韓通貨スワップ再開」となるのか?「再開」ではないぞ!新たな「日韓通貨スワップ」である。更に今回はチェンマイ・イニシャチブとの整合性も必要となる。チェンマイ・イニシャチブ加盟国の承認も必要となるぞ!前の「日韓スワップ」はチェンマイ・イニシャチブ成立時は既に存在していた。今回は「中断の再開」ではなく最初からの二国間協定であるが、既にあるチェンマイ・イニシャティブとの調整が必要となる。つまり韓国嫌いが多いASEAN諸国の中のチェンマイ・イニシャチブ加盟国の承認が必要となる。故に韓国や毎日新聞に代表される左翼系マスコミは「再開」と表現する。しかし、昨年日韓通貨スワップは「終了」している。
【ソウル聯合ニュース】韓国の柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官は27日、麻生太郎副総理兼財務相と同日ソウルで会談し、緊急時に両国間で通貨を融通し合う通貨交換(スワップ)を再開することで合意したと明らかにした。
柳副首相は「韓国側が通貨スワップに関する提案をし、日本の同意を得て(スワップの)議論を始めることになった。再開までには何カ月かかかるだろう」と述べた。
スワップの規模や期間については、今後話し合う。
韓国と日本は2001年7月に通貨スワップ協定を結び、12年10月には上限が700億ドル(現在のレートで約7兆円)まで引き上げられた。その後、日本閣僚の靖国神社参拝や李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)の独島訪問などによる両国関係の悪化に伴い徐々に縮小し、昨年2月に協定を延長せず、終了した。
この日、ソウルでは2年連続となる韓日財務対話が開かれた。韓国企画財政部は25日の記者会見で、財務対話の議題に通貨スワップは含まれていないと伝えていたため、スワップ再開の合意は驚きだった。
韓国にとって通貨スワップは、1990年代に見舞われたアジア通貨危機のような事態に備えるという意味で有益だ。日本にとっても円の地位を高めるのに役立つとされる。
企画財政部の黄建日(ファン・ゴンイル)国際金融政策局長は「可能な限り通貨スワップを多く推進するというのが韓国政府の方針。日本とのスワップ再開もその一環」と述べた。
聯合ニュース
日本にとって何のメリットもない。協議を行なうだけであり未だ日韓通貨スワップ締結ではない。この状況で日韓通貨スワップ成立と報じるのは如何なものか?
面子を捨ててお願いするほど韓国経済は厳しいようだ。日本は人が良すぎるがここは冷徹になり断ることが重要。
韓国経済の巻き添えを食う必要などない。中国にあれほどベッタリだった韓国になぜ配慮しなければならない。
日韓基本条約の厳守とその実行、「竹島」の承認と返却や全世界の慰安婦像撤去、陛下への無礼を謝して、その旨を全世界に配信することが、話し合いの大前提である。
幾ら条約を結んでも遵守しない韓国との約束事など、信用できない。これまでの行動がその信用を形成してきたのであり、韓国の信用は「0」である。
ドルが必要ならば直接米国と交渉すればよい。米国が韓国を信用できないという判断で「米韓通貨スワップ」を終了し、昨年日本とも「終了」したわけである。米国に信用できないと断じられた韓国が、なぜ日本に「信用」があると考えるのか?チェンマイ・イニシャチブ加盟国の承諾は?
在日に汚染された左翼系マスコミが支援してくれると日本を舐めているからではないのか?慰安婦問題をはじめ何度も騙されるようでは国家の舵取りは無理である。