2013年3月4日、本日の「日本語講座」。
敬語についてが加わりました。
以前から、「ビジネスマナー」や「社会人の常識」という講座にて敬語をおこなっておりましたが、あらためて見直し、「日本語講座」となりました。
就労訓練の紙風船で、敬語の使い方…とりたてて不思議なこともないし、今までやってきたのも事実です。
ですが、ですが、
ねえメンバーのみなさん。
1月以降、「敬語」というキーワードは結構大変な思いが込められていたのではありませんか?
思えば…
出だしは皆がそれぞれに疑問を持ちながら迎えていた毎週水曜日。
紙風船には「敬語デイ」という日がありました。
設定された経緯や、これまでの流れはもちろん大切。
同時に、メンバーもスタッフも入れ替わりがある中で、見直すのも大切。
その良い機会となったのが1月の「メンバーミーティング講座(※)」のある一幕。
で、メンバーが皆の意見を集約して、スタッフへの代表質問がありました。
「敬語デイとはなんですか?その経緯は?」
スタッフの返答はこれ ↓
またメンバーがこの返答を持ち帰り、話し合いを重ねて…
この内容は「メンバーミーティング講座」の説明の時にするとして、
結果、メンバーからの要望にて下記 1)~ 3)があがりました。
1)「敬語を学ぶ機会を、月に2回くらいの頻度で入れて欲しい」
2)「敬語デイは継続し、自分自身の敬語の使い方についての自己評価を取り入れて行きたい」
(ただし、敬語が使えているかどうかは自己評価ではなく客観的な評価も必要という意見もあり。そのため「敬語の自己評価」は、お試しで取り入れてみたいという結論でした。)
3)その「敬語デイ」は、水曜日ではなく金曜日にしてほしい
要望を受けた私が、スタッフ会議にかけ、了承され、その返答を再度メンバー代表者に返しました。
1)の講座を、早速3月から導入。
それが、今日。
「日本語講座(1)」に加えられました。(この写真は、前半の「敬語」が終了し、後半の「ペン字~書き順について~」です。)
これからこれから。
皆さんが思いをまとめて、
形のあるものとして提案したそのことがすばらしい。
人から与えられるだけではなく、
でも自分ひとりが意見するだけでもなく、
つくりあげた第一歩。
「敬語」も大切ですが、こうやって作られた講座だとしたら、
思い入れも深くなるのではないでしょうか。
人とのコミュニケーションは、形式ではなく「込められた思い」です。
「おもてなしの心」です。
表現が苦手でもいいのです。その思いを大切にしてください。
ちなみに私自身の敬語について。最近は…外国人に日本語を教える先生の漫画「日本人の知らない日本語」で楽しく学んでおります。
「理解できるように伝える」ことの難しさはいつもながら、受験用に覚えるのと違って、なかなか面白いですよ(@⌒ο⌒@)b
いずみまさこ