知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

儲けが目的なら、やめた方がいい。

2019年02月19日 | Weblog
連日の愚痴で申し訳ないです。またか・・・と思われる方は、スルーを・・・。しかたない、ちょっと愚痴、聞いてあげよう・・・と思われる方は、よろしく!?



遅いんですが、最近ようやく気が付きました。

結局、今のうちの新規事業所の状況って、数年前に老人施設が、儲け主体でたくさん設立された状況と同じなんですね。



まあ、福祉法人でないところから、想像出来ましたが、ここまでとは・・・


株式会社設立から、まずは儲けがないと・・・という考え方になりますね。


元々、福祉分野の方でもなく、身内に障害者がおられる・・・という訳でもなく(福祉法人設立は、こういうパターンが多いですが)、単なる不動産屋が儲け話として、いけるんじゃあ?と単純に考えたことですね。

だから、それを最初に経営者として任せたのも、知り合いの経営上手な女性・・・と、不動産にあこがれて、呼ばれた若手の男子・・・。


ただ、一応半分福祉でもあるので、経験者が必要・・・ということで、ちょっと歳はくっているけれど、まあ長い経験で、なんとかやってくれるだろう・・・という、甘い考え。


そこに、新規施設設立という”甘い”言葉につられてやってきた”私”・・・



そういうことですね。



だから、あえて利用者を熱心に集めようとしない、仕事も適当に地元ではなく、自身の近くの大阪や、自分の友人からもらってくる・・・そんな感じ。





しかし・・・ですよ。しかし・・・


地元には、新たな新規A型事業所・・・ということで、大々的に宣伝し、新聞(地元紙)にも載り、他の関係事業所や関係のある行政等にも、期待されて、さて、今後どうするんでしょうね。




実は、ここで開設するに当たり、県民局での申請がなかなか通らなかったんです。


それも、その担当者がひどい性格だから・・・・と(確かに対応はひどいですが)思っていたのは、目的もはっきりしない株式会社形式の事業所なんて・・・と考えますね。

本気で、やる気あんのか? と、いろいろ見てきた方なら、まず疑問を感じますね。



私も、非常に甘かった・・・と感じました。



ただ、簡単に後に引けないのは、様々な関係者が、すでに動いてもらっていることです。期待感も大きいですね。



本当なら、明日にでも辞表を出したいところですが、今日も利用の見学者があり、なかなかここまで来ると、後には引けないですね。



ここ数週間、電話待ちと、もらってきた内職仕事を、もくもくと一人でやっています。(後の2人は、研修やら違う仕事で地元にいないので・・・)


2月開所ですが、すでに20日が過ぎようとしています。




儲け主体の新規施設のその後を見れば、うちの事業所も先が見えているような・・・



3月に入り、未だに利用者が集まらないようだと、いよいよ退職に向けて、動きそうです。(いつでも辞められるよう、辞表は用意しています)






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