知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

自身の考え方とのジレンマ

2020年06月15日 | Weblog
再就職をして、なんとか2週間が経過しました。

しかし、正直まだまだ悩んでいる状態です。


それは、今までこの業界で長らく仕事してきて、障害者のために頑張ってきたんだろうか?というジレンマが、未だにあります。

特に、この就労移行支援となると、ほとんどが一般の方に近い位置におられる方々であり、精神疾患を患っているとはいえ、会話も普通に出来、趣味やその他生活も含め、ある意味大きな問題はありません。(逆にサポートが必要な部分もありますが、そこは事業所での仕事とは離れており、あくまでも利用者へのサポートが主の業務だからです)


直接、利用者の方が事業所へ来られることで、様々なサポートは出来ますが、実際は家で待機状態になっていたり(それでも、ネットやチャット、メールでのサポートをしています)、週のうち1,2回しか来所されない・・・とか、なかなか面を合わせて支援というわけにはいかない・・・そんな状況があります。


まずは、毎日来て、そのリズムを感じながら、就職へ向けて取り組む姿勢が必要です。

確かに、この就労移行という分野は、非常に難しい部分をかかえています。

そのため、余計に自分のやっていることが、何かの役にたっているのか?という、大きなジレンマが生じます。


いろいろ考え、やりたいことを上司に伝えても、結局会社組織の上司には、意味合いが分かってもらえません。ほとんど会社の営業職と同じ感覚で、毎日行動しています。


特に、今の会社の上司は、自身のやり方に変な”自信”があるようで、それが非常に面倒です。その考えが間違っていると言えば、10倍になって、文句が返ってきます。


ただ、年齢的な部分を考慮していただき、週の労働時間の短縮もあり、その中での業務になり、自身には逆のプレッシャーが襲っています。

過去に、多くの方が退職されている状況は、おそらく上司との関係や、考え方の違いから来る、人間関係のもつれだと思います。おそらくいずれは、私も同様の理由で退職することになると考えています。
ただ、その前に自分の与えられた業務は、こなしたいと考えていますが・・・


先日も、その考え方を、他の施設長さんに聞いてもらいました。この業界で長いと、どうしても、その考えはしかたない・・・とおっしゃっていただき、納得してもらいましたが・・・。

同じ、事業所で働いている同僚の方も、同じように悩んでおられるようですが、先行きが見えない状況で、ただ上司がうるさいのは、間違った職場環境なんでしょうね。
今まで、暗い職場だったのが、明るくなった・・・と言われましたが、暗くしているのは、「あなた」ですよ!と言いたいんですが、それは無理。


なんか、無駄な時間を費やしている感じがします。


早く辞めたほうがいいのか・・・悩むところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする