この1か月間、中途半端な立場のまま、現在の法人・事業所に在籍していましたが、ようやくこの地獄のような4月が終わり、今日(5月1日)退職願いを提出してきました。
(今日は、事業所が休日でしたが、所長さんが時間を作って下さり、2人でゆっくりお話しする機会がありました。退職願いの提出に合わせ、今までの経過や現在の問題点等、いろいろ話しました。)
なんか、胸のつかえがとれたような気がします。(この1か月、ずっと意味不明の頭痛に悩まされていました。)
今回の福祉職への復帰、あらためて利用者の方々と接する機会を与えていただけたことには、感謝しています。
精神的な面と、身体が合わなかった・・・すべて、私自身のなさけなさ・・・が原因と思っています。
例の友人の裁判の行方は、まだですが、今後も注視しながら、この業界を外側から観察していきたいと思います。
在籍していた頃、もう1か月前のことですが、私の支援しているグループに、昨年からこの事業所を利用し始めた方がおり、この方は他のメンバーに比べて、コミュニケーションがやや困難な部分や行動面に課題が多くありました。
この事業所は、一応生産型の生活介護施設なので、わずかながらも授産的な作業を行っています。
しかし、この方は、その部分でもなかなか難しいため、関係した業務?・・・牛乳パックの紙破り・・・に取り組んでいます。
この施設での支援では、おそらく不十分だと思われますが、保護者の意向なのか?(私の経験からすれば、明らかに入所施設向けの方です)この事業所で、一日の6時間を過ごしておられます。
(行動面に問題があるため、同じグループの方の仕事を邪魔することも多いです。いわゆる物を投げる、唾を吐きかける、叩く・・・等です。)
私が感じたのは、こういうタイプの方は、過去にも入所支援施設時代に出会いましたが、(まだ、パニックになり大暴れはしないし、一応職員の対応は・・・本人なりに・・・楽しんでおられる感じです) おそらく、コミュニケーションの取り方が(支援学校時代の間違った対応により)うまく出来ていないのだと思いました。
同じ事業所の職員の方は、それなりにうまく対応されていましたが、この人は「よい方向にいけるのだろうか?」という疑問をぶつけられたことがあります。(私に対して、過去の経験から、こういうタイプの方の先行きを考えてのことだと思います。)
私は答えました(過去の経験からの実践で感じたことを・・・)。
おそらく10年ほどたてば、ある程度落ち着かれると思います・・・と。
観ていると、その方は職員の対応を観ている部分があり、それによって職員に対する行動が変わるからです。また、前述した小さな問題行動(もの投げ等)は、ある意味かわいいものです。
その行動を起こすことで、周り(職員や他のメンバー)がどうするのかを、しっかり見ているからです。
自分の行動を抑制されても(他のメンバーから離し、机でブロックした感じ・・・体の直接抑制はありません)、暴れることやパニックになることもありません。そういう意味でも、今後の支援方法や、保護者の意向により、よい方向へ進む可能性はあります。
(逆にその部分が間違うと、10年後も変わらない・・・むしろ悪い方向になっている可能性も否定しません。)
保護者の方が、過度な期待を持ったり、今後の方向性をしっかり考えておられるなら(おそらく入所すれば、もっと早く力がつくと思います)、こういうタイプの方は、成長が早いと感じました。そういう意味では、面白い存在です。
この事業所で感じたことは、通所ということで、実際に支援出来る時間は短いです(実質6時間程度)。
そのため、一日の大半は保護者との生活(ただ中には、グループホームや日中一時、移動支援事業等にお世話になっている方も多いですが)になるため、保護者の対応が、一番重要な要素を占めています。
※その意味でも、それが十分出来ない保護者の方には入所をお勧めしているのですが・・・(実際は、施設が足りないため、なかなか入所出来ませんが・・・)
職員は、目の前の生産活動に追われ、また一番の課題である、本人たちの支援は少々置き去りになっています。(空き缶つぶし、ペットボトル等、その材料を集めることも日中の業務になります・・・これで大半が終わることも・・・)
その方が、どういった障害を持っているのか、そのための服薬内容は、またその副作用は・・・等、さらには保護者の意向・願いはどこなのか?など、もっと知らなければならない情報が少なすぎるのと、それを検討する時間もありません。
たった3日間でしたが、(内容については、以前の上司の方からいろいろ教えていただきました)事業所のかかえる問題点が多すぎます。
これは通所施設のもつデメリットでもあるのでしょうか。
※一番大きな問題は、支援する職員の待遇ですが・・・
今でも、この業界で今後も再就職を模索するのか、全く違う業界に行くのか・・・まだ思案中です。
しかし、いろいろ考えると、知的障害者の方の課題を克服していく方向性を考えるのは、面白いですね。やはり28年以上、この業界に携わっていると、簡単に離れられないようです。
(今日は、事業所が休日でしたが、所長さんが時間を作って下さり、2人でゆっくりお話しする機会がありました。退職願いの提出に合わせ、今までの経過や現在の問題点等、いろいろ話しました。)
なんか、胸のつかえがとれたような気がします。(この1か月、ずっと意味不明の頭痛に悩まされていました。)
今回の福祉職への復帰、あらためて利用者の方々と接する機会を与えていただけたことには、感謝しています。
精神的な面と、身体が合わなかった・・・すべて、私自身のなさけなさ・・・が原因と思っています。
例の友人の裁判の行方は、まだですが、今後も注視しながら、この業界を外側から観察していきたいと思います。
在籍していた頃、もう1か月前のことですが、私の支援しているグループに、昨年からこの事業所を利用し始めた方がおり、この方は他のメンバーに比べて、コミュニケーションがやや困難な部分や行動面に課題が多くありました。
この事業所は、一応生産型の生活介護施設なので、わずかながらも授産的な作業を行っています。
しかし、この方は、その部分でもなかなか難しいため、関係した業務?・・・牛乳パックの紙破り・・・に取り組んでいます。
この施設での支援では、おそらく不十分だと思われますが、保護者の意向なのか?(私の経験からすれば、明らかに入所施設向けの方です)この事業所で、一日の6時間を過ごしておられます。
(行動面に問題があるため、同じグループの方の仕事を邪魔することも多いです。いわゆる物を投げる、唾を吐きかける、叩く・・・等です。)
私が感じたのは、こういうタイプの方は、過去にも入所支援施設時代に出会いましたが、(まだ、パニックになり大暴れはしないし、一応職員の対応は・・・本人なりに・・・楽しんでおられる感じです) おそらく、コミュニケーションの取り方が(支援学校時代の間違った対応により)うまく出来ていないのだと思いました。
同じ事業所の職員の方は、それなりにうまく対応されていましたが、この人は「よい方向にいけるのだろうか?」という疑問をぶつけられたことがあります。(私に対して、過去の経験から、こういうタイプの方の先行きを考えてのことだと思います。)
私は答えました(過去の経験からの実践で感じたことを・・・)。
おそらく10年ほどたてば、ある程度落ち着かれると思います・・・と。
観ていると、その方は職員の対応を観ている部分があり、それによって職員に対する行動が変わるからです。また、前述した小さな問題行動(もの投げ等)は、ある意味かわいいものです。
その行動を起こすことで、周り(職員や他のメンバー)がどうするのかを、しっかり見ているからです。
自分の行動を抑制されても(他のメンバーから離し、机でブロックした感じ・・・体の直接抑制はありません)、暴れることやパニックになることもありません。そういう意味でも、今後の支援方法や、保護者の意向により、よい方向へ進む可能性はあります。
(逆にその部分が間違うと、10年後も変わらない・・・むしろ悪い方向になっている可能性も否定しません。)
保護者の方が、過度な期待を持ったり、今後の方向性をしっかり考えておられるなら(おそらく入所すれば、もっと早く力がつくと思います)、こういうタイプの方は、成長が早いと感じました。そういう意味では、面白い存在です。
この事業所で感じたことは、通所ということで、実際に支援出来る時間は短いです(実質6時間程度)。
そのため、一日の大半は保護者との生活(ただ中には、グループホームや日中一時、移動支援事業等にお世話になっている方も多いですが)になるため、保護者の対応が、一番重要な要素を占めています。
※その意味でも、それが十分出来ない保護者の方には入所をお勧めしているのですが・・・(実際は、施設が足りないため、なかなか入所出来ませんが・・・)
職員は、目の前の生産活動に追われ、また一番の課題である、本人たちの支援は少々置き去りになっています。(空き缶つぶし、ペットボトル等、その材料を集めることも日中の業務になります・・・これで大半が終わることも・・・)
その方が、どういった障害を持っているのか、そのための服薬内容は、またその副作用は・・・等、さらには保護者の意向・願いはどこなのか?など、もっと知らなければならない情報が少なすぎるのと、それを検討する時間もありません。
たった3日間でしたが、(内容については、以前の上司の方からいろいろ教えていただきました)事業所のかかえる問題点が多すぎます。
これは通所施設のもつデメリットでもあるのでしょうか。
※一番大きな問題は、支援する職員の待遇ですが・・・
今でも、この業界で今後も再就職を模索するのか、全く違う業界に行くのか・・・まだ思案中です。
しかし、いろいろ考えると、知的障害者の方の課題を克服していく方向性を考えるのは、面白いですね。やはり28年以上、この業界に携わっていると、簡単に離れられないようです。
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