知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

放課後デイの役割は重要

2021年06月14日 | Weblog
先日、現役の支援学校の教諭でもある元嫁と話ししていて、現状の様子を聞いたときに、支援学校でも下校時の迎えは、ほとんどが放課後デイに移りつつある・・・とのこと。

学校登校時に何十台もの送迎車が出ても、下校時になると、それが半分以下になって、学校に迎えに来るのは、各放課後デイの車が多いとのこと。


私も、2年前にB型事業所の手伝いをしたとき、同じ法人内で放課後デイも稼働していたため、そのお手伝いもさせてもらったのですが、最初は一般の児童がほとんどと思っていたら、意外に支援学校の生徒も多くいて、驚いたことがあります。

元々、B型事業所の職員は、障害者対象の知識や対応方法も持っていたので、特に不都合は感じなかったようですが、保護者にとっては、非常に有効なものと感じました。


特に共働きの多い家庭(最近はほとんど)では、こういった放課後デイの存在は、非常にありがたいものですし、重要な要素を兼ねていると思います。


最近、放課後デイが乱立していると聞きます。

ある意味、それは好意的に見てもいいのでは・・・?と思う時もあり、ただ無駄に立ち上げて、放任的な事業所では意味はないのですが、それなりに知識や対応方法を理解して、経験のある方を支援員を置いている事業所は、非常に前向きだと思います。

そういう放課後デイが増えるのは、歓迎すべき状況と考えます。


行政側も、当初は放課後デイの乱立を、あまり評価していなかったのか?随分、監査が入ったと聞きました。(その分、他の分野の事業所がスルーされていたような・・・)


しかし、徐々に行政側も認めざるを得なくなってきたのか、最近は落ち着きつつあるようです。

私は、逆にA型・B型・就労移行の事業所こそ、再度監査対象にしてほしい感覚があります。


特に、私がこの4か月前まで在籍していた(はず)の事業所なんか、支援員の給与も払わず、のうのうとしている事業者。

変に、サポート会社を頼るばかりで、肝心の中身がない事業所。


誰のための事業所なのか分からない・・・そんなところが出てきています。


放課後デイのように、少なくとも社会の役に立っている(すべてがそうではないですが)事業所よりも、隠れ蓑のように存在している就労系の事業所は、監査することで、悪い部分を改善し、(特に利用者の対応と、職員の待遇等)内部の粗を見つけてほしいと思います。


ここ1年ほどは、たまたまだと思いますが、そういった事業所に短期間勤務して、非常に嫌な面を見てきました。(そのために短期間で退職したのですが・・・)


本当は実名を挙げて言いたいくらいですが、それも大きな問題なので出来ませんが、施設や事業所の裏の悪い面(特に経営者)を、もっと世間に伝えたいとは思いますね。


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